website Resurrection Through Carnage (2002;1st) Nightmares Made Flesh (2004;2nd) The Fathomless Mastery (2008;3rd) Grand Morbid Funeral (2014;4th) The Arrow Of Satan Is Drawn (2018;5th) |
Mikael Åkerfeldt | Vocal | 1st 2nd 3rd |
Peter Tägtgren | Vocal | 1st 2nd |
Nick Holmes | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Anders Nyström | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Per Eriksson | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Joakim Karlsson | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Jonas Renkse | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Dan Swanö | Drums, Guitar | 1st 2nd |
Martin Axenrot | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
RESURRECTION THROUGH CARNAGE (2002;1st) B+ | |
アップ・テンポのアグレッションを叩きつけるデス・メタル。メロディやサウンドにはブルータリティ十分な一方で程よいリズミカルな疾走感にキャッチーな側面も持ち合わせていてB+評価。ヴォーカルは軽く湿る咆哮をボルテージ高く放ちます。ギターは恐怖感と高揚感をくすぐるメロディックなリフを少し引いた位置から弾き出します。ベースは分厚い低音域を腰を据えて展開。ドラムはメリハリの効いた叩きっぷりで頻繁なリズム・チェンジをよりダイナミックなものにします。
#2:緩急をつけた展開の中にリズミカルな疾走感を持ち込むヴォーカルが良い。#3:ゆったり淡々と、しかしブルータルにうねるリフが耳に残る。#5:ノイジーに歪んだ弦楽器隊のリフがリズミカルにヴォーカルと跳ねる。#7:不穏なメロディのリフを疾走ドラムがヘヴィに支える。#9:リズミカルな重量感を土台にしてヴォーカル・ラインもキャッチーに響く。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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NIGHTMARES MADE FLESH (2004;2nd) B | |
キャッチーなリズム・ワークで展開するデス・メタル。ブルータリティという前提の下で設けられたキャッチーなフックが良くB評価。ヴォーカルは深く歪んだ咆哮をリズミカルに叩きつけてきます。ギターはメカニカルな攻撃性とオカルティックな空気の醸成を担います。ベースはボトムでドロドロと動きますが少々埋もれ気味。ドラムは比較的軽めのソリッドなインパクトでヘヴィネスよりは豊富な打数で疾走感の方に重きを置くスタイル。
#1:テンポを変えながらキャッチーに跳ねるリズム・ワークが良い。#2:破壊力のあるサウンドで突撃するインスト陣に乗ってヴォーカルもリズミカルに吼える。#4:ブラックなリフに不安感を煽るアクセントを交えてギターが走る。#8:テンポのふり幅大きく場面展開をしながらドロドロとしたベースが蠢く。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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THE FATHOMLESS MASTERY (2008;3rd) B | |
深みのある獰猛さを滲ませるデス・メタル。楽曲の構成に明快なフックが欠ける印象ですが、正統派デス・メタルという枠では十分にキャッチーでB評価。ヴォーカルは曇った咆哮をフラットに放ちますが激情は確かに感じられます。ギターはブラックなメロディを軸にブルータルなリズム・ワークで蹂躙します。ベースはファットな土台造りに専念しますがサウンドはアグレッシヴ。ドラムは埋もれがちではあるものの、豊富な打数によるパワフルな疾走感の供給には支障ありません。
#2:軽快に走るドラムがブルータルな弦楽器隊を牽引する。#4:イーヴルなうねりを生み出す弦楽器隊のリフが強力。#6:リズムの抑揚にフックを設けながら緊迫感を伴った弦楽器隊が突き進む。#10:緩急の付いた場面展開を繰り返しながらもヴォーカルを筆頭にフックは仕込んでいく。#11:ストレートに疾駆するドラムに乗ってヴォーカルも勢いよく走る。#14:イーヴルなリフに破壊力を持たせてゴリゴリと蹂躙する。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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GRAND MORBID FUNERAL (2014;4th) B+ | |
炸裂音を轟かせる弦楽器隊が牽引するデス・メタル。禍々しいメロディを挿入しながらブルータルに疾走する内容が魅力なのでB+評価。ヴォーカルは高めのピッチで明瞭度高めのグロウルを響かせます。ギターはファットに歪むリズムとクリーンなトーンのメタル寄りのメロディで暴力性と邪悪性を担います。ベースはややぼやけ気味の音像でギターのサポートに回る印象。ドラムはキックが埋もれていますが手業を中心にパワフルな叩きっぷりは伝わります。
#1:緩急をつけて激しく疾駆するヘヴィな弦楽器隊が良い。#2:不穏なコミカルさを発するギター・ワークをアクセントにしてブルータルに走る。#5:忙しなく刻まれる弦楽器隊の跳ねるリズムをドラムが強力にプッシュする。#7:煽情力に富むリズムの刻みにギターが不安感のアクセントを加える。#11:のったりとイーヴルなメロディを垂れ流した末に到達する暴虐性が強力。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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THE ARROW OF SATAN IS DRAWN (2018;5th) 8 | |
CDVILEF741 |
ヘヴィな音塊が爆走するデス・メタル。ブルータルな低音域を叩きつけるだけでなくキャッチーなメロディのリフも上手く組み込んでいて8点。弦楽器隊のラフで深いサウンドが非常に暴力的で素晴らしいです。ヴォーカルは高めのピッチでも深く沈むイーヴルなデス・ヴォイスが強力に響きます。ギターはアグレッシヴに歪むリズム・ワークの圧力がかなり高めな一方、メロディはクリーンに弾き出すことが多いです。ベースは最深部でぼんやりとうねりますが線は太いのでしっかりとした土台を構築します。ドラムは打数も豊富でパワフルなのですがさすがに弦楽器隊の音に埋もれます。
#3:ストレートにロックしている弦楽器隊の破壊力を伴った爆走感が良い。#4:弦楽器隊のドゥーミーな重さを突き抜けてくるドラムの暴れっぷりが強烈。#5:ギターのちょっとしたオブリガードに遊び心を発揮させながらアグレッシヴに駆ける。#6:テンポを落としてリズミカルにのたうつ弦楽器隊をドラムがゴリゴリとプッシュする。#8:ギターにキャッチーにうねるヘヴィネスを仕込みつつ緊迫感は途切れさせずに疾駆する。#10:オーソドックスなギター・リフをブルータルに飾り付けて爆走する。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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