website This Conversation Seems Like a Dream (1997;1st) Made By Hand (1998;EP) Songs From the Ocean Floor (2000;2nd) From the Moon To the Sun (2008;3rd) Solo Collection Bonus CD (2018;EP) |
Kip Winger | Vocal, Guitar, Bass | 1st 2nd 3rd |
Andy Timmons | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Marc Shulman | Guitar | 1st |
Rod Morgenstein | Drums | 1st 2nd 3rd |
Mark Clark | Percussion | 1st 2nd 3rd |
Alan Pasqua | Piano | 1st 2nd 3rd |
THIS CONVERSATION SEEMS LIKE A DREAM (1997;1st) 6 | |
FR BS 855 - CD1 |
透明感のあるオシャレなコンテンポラリー・ロック。スッキリ洗練されたサウンドにグルーヴィーなベースが映える、メタルではないけれどたまにはこういうのも良いでしょう、6点。ヴォーカルは力むところもありますが基本的にはソフトに情感を紡ぐスタイル。ギターはアコースティックのプレイが耳に残ります。キーボードは透明感のある楽曲の方向性的に重宝されている感じ。ベースは結構強調されている印象があってずっしりと重めのグルーヴを作ります。ドラムはそこそこ程よいオカズを加えつつ軽めのビートを繰り出します。
#1:コーラスの透明感のある叙情メロディが沁みる。#2:弾力のあるベースを土台に起伏の激しいヴォーカルがオシャレに展開。#4:気怠いヴォーカルとキャッチーに掻き鳴らされるギターの組み合わせが良い。#6:落ち着いたグルーヴをセクシーに繰り出す。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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MADE BY HAND (1998;EP) 4 | |
FR BS 855 - CD2 |
既発曲メインのアコースティック・アルバム、新曲は#1のみ。違和感のないアコースティック・アレンジで特別な仕込みがあるわけでもなく4点。ソロ曲はそもそもアコースティックが念頭にあるような曲調だったのでなおのこと特別感は乏しいです。ヴォーカルはハスキーな中高音域に溜めを作ってエモーショナルに響かせます。ギターはカッティング主体になるのは必然としてもしっかりとリズミカルにメロディを弾き出します。ピアノはギターと入れ替わりで現れてしっとりと哀愁を紡ぎます。ベースは響きこそ抑えめながら楽曲の基礎を作ります。パーカッションは基本的にサブの立ち位置で邪魔はしません。
#1:ピアノとアコースティック・ギターが強弱を付けながら哀愁を紡ぐ。#4:アコースティック一本でしっとりパワフルに勝負。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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SONGS FROM THE OCEAN FLOOR (2000;2nd) 4 | |
FR BS 855 - CD3 |
アコースティックに主軸を置いたメロディック・ハード・ロック。レイドバックした渋い雰囲気が魅力ですが、その一方でこれというキラーな曲が見当たらず4点。BGMとしては優秀ですが聴き込むには物足りないです。ヴォーカルはハスキーな中高音域で、たまに声を張ることもありますが基本的にはアダルトな雰囲気を作ります。ギターはアコースティックが主でバッキングの役割。ベースはサウンドこそ前に出てきますがベーシックなプレイ。ドラムはパーカッションに置き換えられることも多く、従の位置でリズムを担います。
#2:淡々とした重さのある空気にヴォーカル・ワークで叙情性を添加する。#6:グルーヴィーにうねるベースを土台にファンキーなギターとポップなヴォーカルが絡む。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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FROM THE MOON TO THE SUN (2008;3rd) 6 | |
FR BS 855 - CD4 |
しっとりアダルトなメロディック・ハード・ロック。レイド・バックした雰囲気の中にもロックの熱さは潜ませていて6点。とはいえアダルト・オリエンティッドなスタイルであることには違いはないので煽情力は控えめです。ヴォーカルはロック・シンガーらしい力みも加えつつ情感たっぷりの渋い歌唱。ギターはアコースティックの情感を積極的に投下してきます。キーボードはピアノによる叙情性の補完に力が入ります。ベースはずっしりマイ・ペースでボトムを埋めます。ドラムは基本的に軽めで堅実にリズムを取ります。
#1:穏やかなテンポでも快活さを失わないヴォーカルとギターが良い。#5:大仰な暗黒感に覆われた中にヴォーカルの穏やかな叙情性が煌く。#8:重めに歪んだギターとベースが枯れた哀愁にエネルギーを加える。#11:軽快なリズム感のヴォーカルを軸にシンフォニックな哀愁とデジタルなリズムが走る。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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SOLO COLLECTION BONUS CD (2018;EP) 5 | |
FR BS 855 - CD5 |
アコースティック臭強めのメロディック・ハード・ロック。インスト・バージョンを含んだりWINGER時代の曲もあったりの未発表曲集なので楽曲の方向性はごちゃごちゃですがクオリティはしっかりしているので5点。既発曲のリアレンジはしっかりと行われているので目新しさはあります。ヴォーカルはしっとりと渋い歌唱がメインですがハードに攻める曲もあって多面的に堪能できます。ギターはアコースティックとエレクトリックでプレイヤーもアプローチも変わりますがそれぞれに耳を惹くところがあります。ベースはどっしり安定感重視。ドラムはポコポコとパーカッションの軽妙さで進行します。
#4:パーカッションとストリングスによるエスニックな風合いにスパニッシュなアコースティック・ギターが突っ込んでくる。#10:ハードに歪んだギターとボルテージを上げたヴォーカルがロックする。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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