website The Truth and a Little More (2001;1st) Second To None (2004;2nd) Are You Ready To Rock (2008;3rd) Bleed & Scream (2012;4th) Armageddonize (2015;5th) Monumentum (2017;6th) Paradigm (2019;7th) Wired (2021;8th) Megalomanium (2023;9th) |
Erik Mårtensson | Vocal, Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Magnus Henriksson | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Anders Berlin | Bass | 1st |
Fredrik Folkare | Bass | 1st 2nd |
Magnus Ulfstedt | Drums, Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Victor Crusner | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Robban Bäck | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Philip Crusner | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Johan Berlin | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
ARE YOU READY TO ROCK (2008;3rd) 6 | |
BR007 |
爽快に走るメロディック・ハード・ロック。弦楽器隊の存在感を強めにアピールしながらキャッチーに飛ばす内容で6点。ヴォーカル・メロディがわりと似たような調子なのでギターで変化を付けられるのは目先が変わって良い感じです。ヴォーカルはクリアーな声質を少し力ませた中高音域でパワーとメロディを上手くマッチングさせます。ギターはソロではテクニカルな速弾きも披露しつつハードな躍動感で攻めてきます。キーボードは電子音の煌びやかな装飾でポップ感を増します。ベースはなかなか激しい動きを入れて楽曲の疾走感を支えます。ドラムは奥の方からスネアが響いてくるような感じですがキックの圧はそこそこ強めで駆動力は確保。
#2:軽快に走るリズム隊に乗ってキャッチーなヴォーカル・メロディが突き進む。#3:軽やかなギターと重いベースの刻みから哀愁交じりのヴォーカル・メロディが飛び出す。#5:ギターとキーボードが振り撒くキャッチーな疾走感が強力。#10:リズムを刻みまくるギターにヴォーカルが哀愁交じりの躍動感を加えてキャッチーに展開。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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BLEED & SCREAM (2012;4th) 7 | |
FR CD 563 |
キャッチーなメロディが走るメロディック・ハード・ロック。基本的にはヴォーカルを前に出してギターが隙間を弾きまくって埋めていくスタイルでメロディの良さが光り7点。楽曲自体はオーソドックス路線ですがヴォーカルのパフォーマンスと切れ込んでくるギターがポイントを作ります。ヴォーカルは軽く鼻にかかったハイ・トーンで躍動感あふれるパフォーマンスを繰り出します。ギターはメリハリをつけて主張するところではガンガン前に出てきますが常にメロディック。キーボードは電子音での装飾がメインになります。ベースはくっきりめのラインを作ってメロディ面からも楽曲を支えます。ドラムは前に迫ってくる重さでもってパワフルに楽曲を駆動します。
#1:爽快なヴォーカル・メロディとハードなギターが軽快に走りまくる。#2:ドライヴ感のあるギターに乗せて叙情ヴォーカル・メロディが駆ける。#4:民謡調勇壮メロディをキャッチーにギターが彩って展開する。#5:慟哭のメロディをメリハリをつけてドラマティックに紡ぎ上げる。#7:哀愁を練り込んだメロディ・ラインをヴォーカルとギターがハードに放つ。#9:小刻みに動くメタリックなリフ・ワークの裏でリズム隊も激しく動く。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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ARMAGEDDONIZE (2015;5th) 8 | |
FR CD 678 |
クリアーなハイ・トーン・ヴォーカルが牽引するメロディック・ハード・ロック。情感豊かなメロディを歌うヴォーカルを前面に出しつつ演奏陣がヘヴィネスを補填する充実の内容で8点。ヴォーカル中心ではありますが低音域で攻めて来ているので淡泊にならないところが良いと思います。ヴォーカルは少し鼻にかかったハイ・トーンをパワフルに張り上げてその魅力を発揮します。ギターは控えめな位置でリフとリズムを刻みますがソロではここぞと弾きまくります。ベースはファットに膨らむ低音で圧は強めにヘヴィな土台を築きます。ドラムは硬くはじけるスネアとシンバルで軽快な疾走感をソリッドに叩き込みます。
#1:軽快なギターに先導される叙情混じりのキャッチーなヴォーカル・メロディが良い。#2:キャッチーなメロディをパワフルに歌うヴォーカルの勢いをベースがどっしり支える。#4:軽くフォーキーな叙情性を振りかけた明るくポップなメロディをハードに歌い上げる。#6:哀愁のメロディを強力に絞り出すヴォーカルとギター・ソロが良い。#8:キャッチーな疾走感で突き進むヴォーカルとギターをリズム隊もプッシュする。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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MONUMENTUM (2017;6th) 7 | |
MICP-11335 |
ヴォーカルとギターが軽快に走るメロディック・ハード・ロック。ハードに攻めまくる弦楽器隊と力を入れまくるヴォーカルが生み出す勢いが魅力で7点。コーラスでのキメのメロディは良いんですけど、アルバムを通してあまり差別化できていないのは少々気になります。ヴォーカルは軽く力の入ったハイ・トーンを響かせて叙情メロディをパワフルに繰り出します。ギターはメタリックな勇壮メロディをハードにねじ込んできます。キーボードは煌びやかな装飾で甘さ成分を補充します。ベースは腰の強いサウンドでボトムからグイグイと圧をかけてきます。ドラムは結構浅いところにいるような感じで乾いた軽快なビートを放ちます。
#2:キャッチーな叙情ヴォーカル・メロディを弦楽器隊がヘヴィに送り出す。#6:爽快さと叙情性を併せ持ったメロディ・ラインを軽快に飛ばす。#8:キャッチーな叙情メロディをハードに紡いで行く楽曲はギターの聴きどころも十分。#9:軽快にガツガツ刻みまくる弦楽器隊のヘヴィな躍動感が良い。#10:スリリングなメロディを放つヴォーカルとギターがハードに走る。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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PARADIGM (2019;7th) 6 | |
FR CD 986 |
キャッチーな叙情性を繰り出すメロディック・ハード・ロック。ヴォーカル・メロディを前面に出すスタンスを基本とした王道展開で、ヴォーカルの安定した上手さが光り6点。ギターもハードに攻めてはくるのですが、良くも悪くも安定した楽曲揃いで傑出したポイントに欠けるというのは贅沢な悩みでしょうか。ヴォーカルは澄んだハイ・トーンを力ませて叙情メロディをパワフルに紡ぎます。ギターはバッキング中心にはなりますが、メイン・メロディをなぞるリフとソロで存在感を発揮します。キーボードは装飾が主ですが煌びやかな世界観の構築には欠かせません。ベースは結構深いところを狙って低音を響かせます。ドラムはスネアと金物で軽快な疾走感を叩き込みます。
#1:爽快でキャッチーなケルト風メロディを軽快に走らせる。#3:哀愁を爪弾くギターを効かせてヴォーカルが叙情メロディを放つ。#6:哀愁を滲ませるメロディをヴォーカルとギターが繰り出しながらドラムで走らせる。#9:ポジティヴな響きのメロディを力強く歌い上げるヴォーカルが良い。#11:壮大なスケールの郷愁を込めた叙情メロディをどっしりと繰り出す。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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WIRED (2021;8th) 7 | |
FR CD 1155 |
ポップな明るさを打ち上げるメロディック・ハード・ロック。ストレートに快活さを叩きつけてくる楽曲が的確に高揚感を煽ってきて7点。フォーク成分も練り込んで哀愁を感じさせる所もありますが全体的には陽性成分が強めです。ヴォーカルは基本はクリーンなハイ・トーンで決め所でガナリを入れてアクセントをつけてきます。ギターはたまに速弾きも投下してきますが基本はリフもソロもメロディをハードに弾き出すスタンス。ベースはぼやっとした厚い土台であまり動き回らずにボトムを埋めます。ドラムは重さよりも瞬発力に振ったサウンドのためスネアはしっかり目立ちますが結構踏んでいるキックは控えめな印象。
#1:若干の叙情性も感じさせながら明るく勢いのあるヴォーカルとギターが快活に駆ける。#2:キャッチーなメロディをヴォーカルを重ねて強力な勢いで繰り出してくる。#3:バック・ヴォーカルとの掛け合いにパーティー感を出しながらキャッチーなメロディを飛ばす。#7:哀愁メロディをパワフルにプッシュするヴォーカルを中心にしてギターとキーボードが盛り上げる。#8:弦楽器隊の破壊力を利かせながらもメロディには哀愁が滲む。#10:フォーキーな叙情性を強く出しながらもパワフルなドラムがハードに牽引する。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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Megalomanium (2023;9th) 6 | |
FR CD 1350 |
アッパーな躍動感に乗せてコマーシャルなメロディをガンガン繰り出してくるハード・ロックの王道路線を堪能できます。楽曲をリードするヴォーカルはエネルギー感に富んだ熱唱スタイルですがクリアーな声質が暑さを緩和します。ギターはヴォーカルに譲るところも多いですがハードに攻めるリフやメロディに存在感をアピールします。一方でリズム隊はやや控えめな印象があり、ベースはボトムを堅実に支え、ドラムはシンバルを派手に打ち鳴らすわりにはサウンドで抑えられている感じです。
#2:陽性の快活なメロディ・ラインをエネルギッシュに跳ねさせる。#4:ヘヴィな演奏陣に引っ張られてヴォーカルもアグレッションが強めに出てくる。#5:フォーキーな情感をキャッチーに紡ぐヴォーカルとギターが軽快に走る。#6:ノリよく快活なヴォーカル・ワークにギターもボルテージを上げる。
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SONGS
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PERSONNEL
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