Phil Letawe | Vocal | 1st |
Goetz Mohre | Vocal | 1st 2nd 3rd |
Roma Siadletski | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th |
Mark Boals | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Diego Valdez | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Mike Slembrouck | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Dushan Petrossi | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Vassili Moltchanov | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Anton Arkhipov | Drums | 1st 2nd |
Erik Stout | Drums | 1st 2nd 3rd |
Ramy Ali | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Youri Degroote | Keyboard | 1st |
Richard Andersson | Keyboard | 1st 2nd |
Andreas Lindahl | Keyboard | 1st 2nd 3rd |
Mats Olausson | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th |
Revenge Is My Name (2002;1st) 7 | |
LMC 2229 2 |
クラシカルなメロディを弾き倒すギターが牽引するメロディック・パワー・メタル。速さや攻撃性を重視したメタリックな楽曲を中心に並べていてインストゥルメンタル曲も多く、演奏面の方に力が入っているような内容。速弾きギターをプッシュした構成が基本形でキーボードで要所にサポートを入れてシンフォニックとまでは行きませんがクラシックの空気感を作ります。ベースもテクニカルに動きまくるフレーズでアピールしてくる場面は多いです。ヴォーカルは粘度高めに処理された中高音域を大きく揺らしながら朗々とメロディを歌い上げます。ドラムはスネアが高い位置で疾走してシンバルで華やかか装飾を入れてくるイメージ。
#2:弾きまくり刻みまくる弦楽器隊がヴォーカルそっちのけで暴れ倒す。#3:勇ましく突き進むギター・リフにヴォーカル・ワークもヒロイックな雰囲気で応える。#5:軽く不穏な空気感も滲ませてオカルティックに展開する。#11:陽性のキャッチーなメロディをヴォーカルとギターで織り上げる。
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SONGS
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ADDITIONAL
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Hordes Of The Brave (2005;2nd) 8 | |
LMC328 |
ギターとヴォーカルのアグレッシヴなパフォーマンスが繰り広げられるメロディック・パワー・メタル。クラシックを基調としてメタリックに爆走する楽曲の高い煽情力が大きな魅力です。中でもパワフルに吼える中高音域ヴォーカルのアグレッシヴなパフォーマンスはアルバムの空気感を作り上げます。ギターも弾きまくり傾向をむき出しにしてガンガン突っ込んでくる勢いがあります。キーボードも普段はサポート的な位置にありますがソロ・バトルを仕掛けてくる積極性もあります。ベースはやや控えめな印象もありますが圧力自体は十分。ドラムも重さのあるキックが強力な駆動力を生みます。
#1:クラシカルなメロディを紡ぐギターとキーボードをバックにパワフルに吼え倒すヴォーカルが強力。#2:疾走するドラムに乗って勇壮メロディを暑苦しく放るヴォーカルと弾きまくりギターが高揚感を高める。#3:抑えたテンポで哀愁を紡ぎながらもパワフルさは隠すつもりのないヴォーカルが楽曲を引っ張る。#4:キーボードのシンフォニックな叙情味とヘヴィなヴォーカルの組み合わせが効く。#8:叙情メロディをパワフルに放つヴォーカルが良い。#11:コマーシャルなキャッチーさを持つメロディを刻み倒すギターを先頭にエネルギッシュに疾走する。
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SONGS
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ADDITIONAL
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Shadow Of The Red Baron (2009;3rd) 8 | |
AFM 562-2 |
勇壮メロディを暑苦しく爆走させるヘヴィ・メタルが基本路線ですがヴォーカルを重ねた劇的な展開も入れてきます。クラシックの薫りもさせつつメタリックなメロディをキャッチーに弾き出すギターがリードする楽曲に熱いハイ・トーンを叩き込んでくるヴォーカルが強力な高揚感を放ってきます。そこに加わるクワイア・チームはオペラティックなパフォーマンスであることが多く重厚な空気感を醸成します。逆にキーボードは電子音で爽快感の方に軸足を置く印象。ベースは響きが強くヘヴィな空気感に貢献しますが埋もれがちな面もあります。ドラムも重さはありますがキックがこもった感じで疾走感は硬いスネアが受け持ちます。
#1:パワフルなヴォーカルを前面に出して叙情味のある勇壮メロディを疾走させる。#3:歌劇的なヴォーカル・ワークに哀愁混じりの勇壮メロディがじっとりとした暑さをもたらす。#5:爽快メロディを暑くキャッチーに繰り出すヴォーカルとギターが良い。#6:フォーキーな情感を勇ましく繰り出してくるヴォーカルをギターとキーボードが彩る。#9:重めの哀愁をパワフルに歌い上げるヴォーカルのパフォーマンスが強力。#10:ヘヴィな疾走感で飛ばす勇壮メロディにキーボードの爽快感を合わせる。
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SONGS
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ADDITIONAL
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Black As Death (2011;4th) 7 | |
MICP-11024 |
ハイ・トーン・ヴォーカルと速弾きギターによるクラシカルな雰囲気のあるヘヴィ・メタル。緩い曲では若干トーン・ダウンしますがメタリックな速い曲には高揚感があります。突き抜ける粘性ハイ・トーンを響かせるヴォーカルのパフォーマンスは上々ですがやや埋もれる印象も受けます。ギターのクラシカルな速弾きソロはキー・パーツになりますがメタリックなメロディのあるリフ・ワークも魅力です。キーボードは装飾が多めの感じですがリフもソロもきっちりサポートします。ベースは輪郭緩めでぼやけはしますが動きは激しくエネルギッシュです。ドラムは疾走するキックに重さのあるスネアでゴリゴリの駆動力を叩き込みます。
#3:ギターとキーボードが織り上げるクラシカルな叙情メロディが良い。#4:爆走する演奏陣にキャッチーな緊迫感をぶつけてくるヴォーカルが魅力。#7:高揚感のある勇壮メロディを歌い上げるヴォーカルを中心として疾駆する。#8:ヴォーカルとキーボードが生む緊迫感を疾走するリズム・ワークが牽引する。#9:ヴォーカルとギターのキャッチーな叙情メロディが響くコーラスが良い。#11:パワフルに踏みまくるドラムが強靭な駆動力でクラシカルな緊迫感をリードする。#12:ドラマティックな叙情メロディを歌い上げるヴォーカルがその魅力をブーストする。
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Fifth Son Of Winterdoom (2013;5th) 7 | |
AFM 464-2 |
もったりしたハイ・トーン・ヴォーカルを演奏陣がゴリゴリのヘヴィネスで駆動するヘヴィ・メタル。粘性のあるハイ・トーン・ヴォーカルがなぞるメロディは叙情成分をふんだんに湛えていて演奏陣のメタリックなパフォーマンスとのギャップ感が良い方向に作用します。ギターが刻む強めの圧のリズムとメロディックなリフをキーボードがシンフォニックに飾ってクラシカルなエッセンスも匂わせます。ベースは派手な動きは抑えめですが弾力のある低音をボトムに敷いて足元を固め、ドラムはスネアとシンバルで軽快なビートを打ち出してやや埋もれるキックの分まで駆動力を生みます。
#2:哀愁も滲ませる勇壮メロディをオールドスクールなキーボードで飾りながら疾駆する。#4:緊迫感をデジタル味もあるヘヴィな質感で刻むギターにキーボードが和風のアクセントを入れてくる。#5:埃っぽい空気感の中でポップな勇ましさを持つコーラスが魅力的に響く。#9:勇壮メロディを紡ぐギターがヴォーカルを引っ張っていく。#12:アグレッシヴに走るドラムを土台にギターとキーボードの緊迫感が突き進む。
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SONGS
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Diabolica (2016;6th) 7 | |
AFM 561-2 |
クラシカルな薫りのする勇壮メロディをアグレッシヴに弾き出すヘヴィ・メタル。基本的にはマッシヴなメタル路線ですがたまにコマーシャルなポップ路線も織り交ぜてくるので気分転換になります。パワフルに吼える中高音域ヴォーカルがそれらをひっくるめて暑苦しくメタリックに仕上げていく様も聴き所。ヘヴィにゴリゴリ弾き倒していくギターはメロディ面でも攻撃性とキャッチーさを両立させて、キーボードの電子音の装飾と共に楽曲に色彩を加えます。ドラムは響きのあるシンバルと硬いスネアで重いビートをガツガツ叩き出して駆動力を供給。ベースは深いところにいますが輪郭がぼんやりとしていて動きが聴き取りづらいです。
#2:スリリングに飛ばしまくるギター・ワークに暑くキャッチーなヴォーカル・メロディを当てる。#3:抑えたテンポでオカルティックなヘヴィネスを打ち出してくる弦楽器隊にヴォーカルが絡みつく。#8:ダークな空気感を撒き散らすギターとヴォーカルのメロディがヘヴィに突き進む。#9:キャッチーな哀愁メロディをリードするキーボードとギターが強力な煽情力を発揮する。#12:忙しくガチャガチャと整合性はあまり考えずにやりたい放題やり切った感のある無軌道な大作。
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ADDITIONAL
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Master Of Masters (2020;7th) 8 | |
AFM 765-2 |
ヴォーカル周りがメロディ、パフォーマンス共に充実したメロディック・パワー・メタル。クレジットはさらっと流されてますがヴォーカル・チームがバックグラウンド含めてかなり強力な布陣で、パワフルな中高音域によるクラシカルでキャッチーなメロディを繰り出してきます。ギターもクラシカルな速弾きを随所に組み込みつつも普段は意外とヴォーカルに華を持たせるようなスタンス。リズム隊は質実剛健な立ち回りで、ベースは基本的に底の方にぼんやり敷かれている感じであまり表立ったアピールはなく、ドラムもあまり前に出ては来ませんが堅実に駆動力を供給します。
#1:フォーキーなアクセントも加えつつクラシカルな叙情メロディが展開していく。#2:勇壮メロディを奏でるギターがヴォーカルをけしかけて走る。#3:勇ましさに軽い哀愁を振りかけたヴォーカル・メロディをキーボードがシンフォニックに飾る。#4:ゆったりと情感を繰り出すヴォーカル・チームの魅力がコーラスに表れる。#5:ボルテージ高く疾走する勇壮メロディに速弾きギターが装飾を重ねる。#6:哀愁のメロディを弾き出すギターとキーボードにヴォーカルまで加わるコーラスが強力。#8:仰々しくヴォーカル・チームがメロディを歌い上げるその周りはオペラティックに飾り立てる。#12:ミドル・テンポで突き進む重厚な演奏に乗って勇壮メロディを歌い上げるヴォーカルが強力に響く。
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