website Kvelertak (2012;1st) Meir (2013;2nd) Nattesferd (2016;3rd) Splid (2020;4th) |
Erlend Hjelvik | Vocal | 1st 2nd 3rd |
Ivar Nikolaisen | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th |
Bjarte Lund Rolland | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Maciek Ofstad | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Vidar Landa | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Marvin Nygaard | Bass | 1st 2nd 3rd 4th |
Kjetil Gjermundrød | Drums | 1st 2nd 3rd |
Håvard Takle Ohr | Drums | 1st 2nd 3rd 4th |
KVELERTAK (2012;1st) | |
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PERSONNEL
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MEIR (2013;2nd) B | |
ブルータルに吼えるヴォーカルを擁するハード・ロック.アグレッションを前面に出しながらも根底にあるのはコマーシャルな北欧ハード・ロック.ヴォーカルの
Alexi Laiho
似のシャウト・スタイルもメロディの邪魔はしないところが良いです.ギターはあまり歪ませないサウンドでキャッチーな王道メロディでロックします.一方で単調なギター・パートを数分間ひたすらループさせることが多く,ここで集中力が殺がれてしまい残念.ヘヴィネスのキーを握るのはベースで,低音域のファットさを曲によって変えながらヘヴィに駆動します.ドラムは若干高めの硬いヒットを打数豊富に叩き込みます. #2:妖しくくねるコマーシャルなギター・ワークに咆哮を叩き込む.#3:若干のブラックな雰囲気をお供に緊迫感を持って走るギター・リフが強力.#4:ドライヴ感のあるリフにヴォーカルもノリよく合わせる.#6:ベースを効かせて走るインスト陣の駆動力が魅力.#9:テンポを落としたダークなギター・リフにヴォーカルがアグレッシヴに被さるがギター・パートが冗長. |
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PERSONNEL
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NATTESFERD (2016;3rd) C+ | |
ダーティにシャウトするヴォーカルでアグレッションを増すハード・ロック。激情的に吼えるだけのヴォーカルの表現力の乏しさをギターが如何にカバーできるかがポイントと思っておりますが、その点でやや物足りないためC+評価。リフ構成は伝統的なロックンロール・スタイルで大きく外すことはしませんが冗長な部分もあり、ホーム・リスニングよりはライヴ向きの印象。全体的にくすんだサウンド・プロダクションは作品の世界観作りに大いに貢献しています。
・ヴォーカル: ダーティに吼えるが声に厚みがないので埋もれてしまって迫力不足の感は否めない
・ギター: ベーシックなスタイルのリフ・ワークを3本のギターで集まったり分かれたり活発に動いて弾き出す ・ベース: 輪郭はボワついているがボトムを埋めるプレイは堅実で、判りにくいながらも結構動いている ・ドラム: 肉厚な一方で芯はぼやけ気味サウンドにも関わらず、叩きっぷりの良さは伝わってくる |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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SPLID (2020;4th) 5 | |
RR455-2 |
メロディックなギターがヘヴィに牽引するロックンロール。哀愁を滲ませながらハードにメロディを紡いで行くギターの魅力が炸裂するもののヴォーカルの弱さが看過できず5点。ポピュラー層に中途半端に色目を使うような腰砕け感が残ります。ヴォーカルはダーティに歪ませたシャウターを装うものの最終的にはポップ・パンクなスタイルに落ち着きます。ギターはトレブリーに割れたサウンドでキャッチーな叙情メロディを過剰に供給してくる強力な働き。ベースは低音部のサポートに回ることがほとんどですがたまに浮き上がって太い響きを放ってきます。ドラムはやや奥まったところにいてスネアの硬さでビートを刻む方向性。
#1:明るさと哀愁をミックスさせるギターが楽曲を先導する。#2:ちょいちょい遊び心を入れながら軽快に飛ばしまくるギターが良い。#3:忙しくテンポを変えながらもキャッチーに走るギター・ワークが魅力。#5:ヴァースのメロディを練り込みつつアグレッシヴに駆ける弦楽器隊が凄いのにコーラスで冷える。#9:微妙にニューウェーブ風味のギター・リフが耳を惹く。#10:ベースが牽引するレトロな叙情派ロックンロールが徐々に豹変していく流れが良い。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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