Bob Catley | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st |
Tony Clarkin | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st |
Colin Lowe | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th |
Alan Barrow | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th |
Dennis Ward | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st |
Kex Gorin | Drums | 1st 2nd 3rd 4th |
Jim Simpson | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Mickey Barker | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th |
Harry James | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th |
Jimmy Copley | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th |
Lee Morris | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st |
Richard Bailey | Keyboard | 1st 2nd |
Mark Stanway | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th |
Rick Benton | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st |
KINGDOM OF MADNESS (1978;1st) | |
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MAGNUM II (1979;2nd) | |
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CHASE THE DRAGON (1982;3rd) | |
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THE ELEVENTH HOUR! (1984;4th) | |
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ON A STORYTELLERS NIGHT (1985;5th) | |
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VIGILANTE (1986;6th) | |
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WINGS OF HEAVEN (1988;7th) | |
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ROCK ART (1994;10th) | |
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STRONG HOLD (1997;Live) | |
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BREATH OF LIFE (2002;11th) B | |
哀愁をみなぎらせるヴォーカルが強力なメロディック・ハード・ロック。軽くハスキーな声質に絶大な魅力を持つヴォーカルが歌い上げるメロディは陰陽関係なく流石の扇情力を発揮します。楽曲はメロディックなギター・リフが積極的に引っ張り、キーボードが産業ロック調であったりシンフォニックであったり忙しく様々に装飾を施します。意外に音圧的な主張が激しいベースがもたらすヘヴィネスにドラムも埋もれずにリズムを繰り出していきます。
#2:爽やか傾向のキーボードが飾るメロディにもヴォーカルとギターがしっかりと叙情性を投下する。#4:明るく柔らかなメロディに軽快に駆けるヴォーカルが映える。#5:しっとりと情感を漂わせるヴォーカルが沁みる。#8:跳ね回るリズム隊がコーラスのヴォーカルを射出する。#11:圧巻の殺傷力を誇るコーラスにオーケストレーションの追い討ちが凶悪。
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BRAND NEW MORNING (2004;12th) D+ | |
落ち着いた雰囲気のメロディック・ロック。アップ・テンポな曲も含めてレトロな印象を抱かせる音作りになっていて、特にギターの枯れたような歪みに顕著です。それが悪い方向に作用してしまったのがヴォーカルで、高めに浮いて厚みに欠ける妙なエフェクトをかけられたような感じがヴォーカルの一番美味しいところを殺します。ヴォーカル・メロディも所々に耳を惹くパートはあれども総じて穏やかな傾向であり、BGMとしては優秀でも本腰入れて聴くには物足りない感じです。
#1:物悲しく響く割れたギター・サウンドにヴォーカルの生み出す哀愁がよくマッチする。#3:コーラスの叙情性にあふれたヴォーカル・メロディを飾るシンフォニックな装いが効く。#6:コーラスのメロディックなギター・フレーズとヴォーカルの親和性が見事。
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PRINCESS ALICE AND THE BROKEN ARROW (2007;13th) A | |
哀愁のメロディを分厚く飾るメロディック・ロック。ミドル・テンポ主体の叙情的なメロディをじっくりと歌い上げるヴォーカルの凄みが十分に発揮されています。厚めの装飾を仕掛けるキーボードが楽曲のスケール感を高める良い仕事をしており、キーボードが薄目なときはベースが踏ん張ってヴォーカルを支えます。ギターは出すぎず引きすぎずで叙情メロディを奏でていきます。同じく派手さはないものの良い音を響かせるドラムも悪くないです。
#1:産業ロックなキーボードが叙情性をブーストする。#2:切々と哀愁を振りまくギターとキーボードのリフにヴォーカルが映える。#3:ゆったりと叙情メロディを紡ぐヴォーカルに絡むバック・ヴォーカルも効果的。#4:ヘヴィなリフをバックに軽快に繰り出されるヴァースのヴォーカルが魅力。#6:コーラスで炸裂する哀愁のメロディが凶悪に響く。#9:叙情性をまといながらキャッチーに駆けるリフが魅力。#11:キャッチーなヴォーカル・メロディにも哀愁成分をしっかりと添加する。
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INTO THE VALLEY OF THE MOONKING (2009;14th) C | |
ヴォーカルを中心としたメロディック・ロック。ハードなギターがリフを担い、主にピアノで叙情性を添加していくキーボードによる王道路線。アップ・テンポな曲を挟みつつも主眼は叙情的なメロディをじっくりと紡ぐ方向に置かれています。ヴォーカルを引き立てるに特化したような楽曲はこれで正解だとは思いますが、インパクトのあるキラー・チューンがないのは少々物足りないです。
#2:ベースがヘヴィにうなりを上げる中叙情的なヴォーカルを負けずに響かせる。#4:ハードなギター・リフがヴォーカルとキャッチーに駆ける。#5:軽いデジタル処理をかけられたヴォーカルがブルージーな哀愁をブーストする。#12:ストレートにロックするリフにピアノがアクセントを加える。
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THE VISITATION (2011;15th) B | |
太いギター・リフに叙情的なヴォーカル・メロディをぶつけるメロディック・ハード・ロック。全体的に彩度を落としたような丸いサウンドでヴォーカルの生み出す枯れた情感を演出します。膨らんだベースが埋める低音域を土台にハードなギターとスケールの大きなキーボードがメロディを組み込んでいきます。ドラムは基本的に埋没しがちですがバンバンと響くアタックは魅力的。
#1:緊迫感を煽るギターとキーボードのリフがコーラスを走らせる。#3:荒涼とした哀愁のメロディ・ラインにハードなドラムがアクセントを加える。#5:コーラスの軽快な叙情メロディがキャッチーに響く。#7:ヘヴィに飾られたコーラスが凶悪にドラマ性を高める。#8:コーラスの透明感のある叙情メロディが軽快に駆ける。#9:コーラスでロックしたギター・リフが待ってましたとばかりにキャッチーに跳ねる。
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ON THE 13TH DAY (2012;16th) A | |
キーボードが重厚な雰囲気を作るメロディック・ハード・ロック。ギターのトーンも太く丸い感じで激しさを抑えつつハードに攻めてくるような印象の内容。ギターとキーボードが結構な厚みで叙情メロディをぶち込んできますが、ヴォーカルもそこに上手く共存していつもながらの哀愁だだ漏れの歌唱を響かせます。ベースはボトムをファットに埋めて厚みを増し、ドラムも重いヒットをバシバシと飛ばしてきます。
#2:キーボードの装飾と太い弦楽器隊が叙情メロディを描き出す。#4:躍動感とともに繰り出されるメロディ・ラインが明るくキャッチーで良い。#5:コマーシャルなヴォーカル・メロディの爽やかさが魅力。#6:ヘヴィなリズム・ワークの隙間に3音加えられるイーヴルなピアノがやたらと耳に残る。#9:ファットなギター・リフがドライヴする。#10:跳ねるリズムに載ってキャッチーなメロディを叙情性を交えて放つ。
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ESCAPE FROM THE SHADOW GARDEN (2014;17th) B+ | |
叙情メロディをヘヴィに織り成すメロディック・ハード・ロック。流石に厚みはなくなってきましたがそれでも神々しい響きは健在のヴォーカルが奮います。ギターとキーボードはざっくりと緩い役割分担があり、快活にロックするギターとAORな雰囲気を作りながら装飾を施すキーボードがそれぞれ貫録の働き。ベースは分厚くファットなサウンドでアルバム全体のヘヴィネスを精力的に支えます。ドラムも深みのあるサウンドで一発一発の破壊力を増幅させています。
#1:軽快に駆けるヴォーカル・ラインをハードな弦楽器隊と爽やかなキーボードで飾る。#2:スケール感のあるヴォーカルとキーボードが叙情性を凶悪にブーストする。#4:リズム隊の生み出すヘヴィな空気感が枯れた叙情性に良い。#5:ファットなサウンドのコマーシャルなギター・リフが軽快に走り抜ける。#8:しっとりと叙情メロディを歌い上げるヴォーカルのオーラが光る。
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SACRED BLOOD "DIVINE" LIES (2015;18th) A | |
枯れたヴォーカルの叙情性を活かすメロディック・ハード・ロック。年代がかったビッグなサウンドで枯れた哀愁を響かせる内容が強力でA評価。ヴォーカルは軽くかすれる中高音域を響かせて情感に磨きをかけます。ギターはやや引いた感じでバッキングに注力。キーボードはリフから装飾までをリードして楽曲に活力を与えます。ベースはかなり太めのしっかりしたサウンドでボトムを引き締めます。ドラムは響きの良いハイハットとスネアが駆動力を発揮します。
#1:弦楽器隊がリードする重めのメロディと演奏にヴォーカルもヘヴィに応える。#3:メリハリを付けた曲展開に埃っぽい叙情性が混じる。#4:アップテンポのキャッチーなメロディをキーボードが主導する。#6:ヘヴィなベースがオーケストレーションで重厚に飾られた楽曲を支える。#9:キャッチーな叙情メロディをキーボードで飾られた壮大なストーリー性と一緒に送る。
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PERSONNEL
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LOST ON THE ROAD TO ETERNITY (2018;19th) 9 | |
SPV 284482 2CD |
エモーショナルなヴォーカルを中核としたメロディック・ハード・ロック。ヴォーカルの渋みを活かしきる重厚な装いの楽曲が素晴らしく9点。中盤以降は胃もたれしないようにややライトになりますがそれでも強烈な煽情力を誇ります。ヴォーカルは適度に枯れた中高音域を張り上げて圧巻の煽情力を生み出します。ギターはメロディ自体はしっかり投下しますがリフにおいては主張しに行くことは少なくバッキングに徹します。キーボードは電子音からピアノまで楽曲の求心力を高める良い装飾を最前面に立って施します。ベースははっきりしたエッジこそありませんが芯のある土台を築きます。ドラムは派手さはなくともしっかりとパワー感もあって安定安心。
#1:シンプルに走る楽曲をコーラスでパワフルに盛り上げてくるヴォーカルはさすが。#2:ピアノと共に跳ねるリズムで爽快感と叙情性を混載して送る。#3:静かなヴァースから一転コーラスにハードなパンチを効かせてくるギターをヴォーカルもパワフルに受ける。#4:コーラスのキャッチーな叙情メロディを歌い上げるヴォーカルの魅力が炸裂。#7:コーラスのヴォーカルをサポートする産業ロックなキーボードが絶妙。#8:しっとり行くと思いきやコーラスにヴォーカル・チームを入れて活性化を図る。#11:ダイナミックなメリハリを付けながらコーラスでヘヴィな叙情性を響かせるヴォーカルの魅力があふれる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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THE SERPENT RINGS (2020;20th) 7 | |
SPV 267262 CD |
渋いヴォーカルの魅力を前面に押し出すメロディック・ハード・ロック。ヴォーカルの深みに負けない壮大な音世界を構築する内容が魅力で7点。強みの部分を繰り返しプッシュしてくるので類似性は少々気になるところではあります。ヴォーカルは軽い溜めを利かせた中高音域で躍動から哀愁まで幅広くフィットする歌声を響かせます。ギターはハードなエッジのメロディを加える役割が主体で押し引きはしっかり切り分けます。キーボードはメロディ面で主導的な働きをしますがオーケストラとも上手く共存。ベースは動きこそ激しくはないものの腰のある低音を響かせて重みを加えます。ドラムは少し音を膨らませてあまり鋭くならないようにしつつ金物でチキチキとビートを作る傾向。
#1:オーケストラを絡めて軽い緊迫感を持ったメロディを壮大に送り出す。#2:渋い情感を余裕たっぷりに放つヴォーカルとギターが良い。#4:静と動のメリハリを付けながらもヘヴィなリズム隊は一貫して足元を固める。#5:ポップな明るさのギター・ワークからピアノとヴォーカルが容赦なく叙情方面に軌道修正する。#6:オーケストラを使った劇的な曲展開を統率するヴォーカルのパフォーマンスが強力。#7:枯れた情感をブラスに交えて力強く放つヴォーカルをベースが底から支える。#11:ピアノを主軸にヴォーカルの神秘性を引き出す哀愁のメロディが効く。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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THE MONSTER ROARS (2022;21st) 5 | |
SPV 244102 CD |
ドラマティックな展開を重厚に聴かせるメロディック・ハード・ロック。ヴォーカルの表現力を活かしながら場面展開する楽曲には他方で散漫な印象も受けてしまい5点。頻繁過ぎる場面展開が曲の良さに繋がっていないようなところがネガティブなイメージでした。ヴォーカルは情感のこもった中音域からパワフルに上がっていく中高音域に魅力を込めます。ギターはオールドスクールなロックンロールという面を強めに感じるパフォーマンス。キーボードはシンフォニックからピアノまでドラマティックな楽曲の要素を構築します。ベースはさほど目立つ感じはありませんがゆったりと厚みのあるボトムを敷きます。ドラムは金物を多用する傾向ですがサウンド自体は抑えめで輪郭は丸いです。
#2:ヴォーカルとキーボードを中心に叙情メロディにダイナミックに緩急をつけて展開する。#4:歌劇的な場面展開にアクセントをつけるキーボードが効く。#6:ブラスで華やかな彩りを加えながら快活なゴージャスが突き進む。#11:重量感のあるヴォーカルを前面に出したパワフルな情感が良い。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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