website Vandenberg's Moonkings (2014;1st) Mk II (2017;2nd) |
Jan Hoving | Vocal | 1st 2nd |
Adrian Vandenberg | Guitar | 1st 2nd |
Sem Christoffel | Bass | 1st 2nd |
Mart Nijen Es | Drums | 1st 2nd |
VANDENBERG'S MOONKINGS (2014;1st) B+ | |
ソウルフルな歌唱のヴォーカルを軸としたブルーズ・ベースのハード・ロック。David Coverdale ばりのねちっこいハスキーなハイ・トーンをルースに操るヴォーカルのパフォーマンスがまず耳を惹きます。ギターもヴォーカルに負けない太く歪んだサウンドでキャッチーなリフを弾き出します。ベースはリフをサポートしつつも機会を見つけては浮上してうねっていきます。ドラムは少々影が薄めですが堅実に叩きます。
#1:ブルージーにくねるギターとヴォーカルをリズム隊がファットに支える。#3:コマーシャルな魅力を湛えつつベースがしっかりロックする。#4:美麗なメロディを気持ちよく歌い上げる。#8:ポップなヴォーカル・メロディをベースがブリブリとドライヴする。#11:ねっとりとうねる肉厚の弦楽器隊が魅力的なリフを叩きつける。
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PERSONNEL
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MK II (2017;2nd) 5 | |
M75382 |
ファットなサウンドで送るブルーズ基調のハード・ロック。テンポはあまり上げずに埃っぽさをじっくりと聴かせる方向性なのかと思いますが、私にとっては少々ブルーズ偏重のようにも映り5点。弦楽器隊のパフォーマンスは申し分なく決して悪いとは思わないのですけど掴みの弱さは否めません。ヴォーカルは湿度の高い高音域主体のソウルフルな熱唱で迫ります。ギターは低音を効かせたリフは余裕を持って攻めつつメロディックなソロに存在感を発揮。ベースはくっきりと主張の強いサウンドでリフにもよく絡んできます。ドラムはこもり気味のサウンドで折角のキックが埋もれたりしますが、よく響くスネアを軸に重めのビートを生みます。
#2:弦楽器隊のファットなヘヴィネスでキャッチーなリフを弾き出す。#5:ギターが淡々と爪弾く叙情性をヴォーカルとストリングスが彩る。#7:陰陽メリハリを付けつつも一貫して叙情メロディを紡ぎ上げる。#12:溜めを作りながらヘヴィに進行する弦楽器隊のリフにヴォーカルがキャッチーな色彩を加える。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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