website Hope (2007;1st) Desert Call (2010;2nd) Tales Of the Sands (2011;3rd) Legacy (2016;4th) Shehili (2019;5th) |
Zaher Zorgati | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Malek Ben Arbia | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Anis Jouini | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Saifeddine Louhibi | Drums | 1st 2nd |
Piwee Desfray | Drums | 1st 2nd 3rd |
Morgan Berthet | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Elyes Bouchoucha | Keyboard, Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
DESERT CALL (2010;2nd) | |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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TALES OF THE SANDS (2011;3rd) A | |
中東フレーバーが色濃いメロディック・パワー・メタル.Mats Leven をライトにしたようなヴォーカルの声質を活かしたメロディ・ラインに中東特有の節回しが良いアクセントになります.ストリングスがこれでもかと掻き立てる中東臭が楽曲を支配しますが,ギター・ワークはメタリックなプレイを貫き,逆にストリングスがそこに引っ張られてメタリックなフレーズを投下していくところに良い相乗効果があります.ベースも芯のあるヘヴィなサウンドで積極的にリフに絡んでいきます.ドラムは手数の多いパーカッシヴでテクニカルなプレイが魅力的です.
#2:哀愁を漂わせながらパワフルに突き進むヴォーカルが強力.#3:ヘヴィなギターとベースがストリングスの中東メロディをまとってうねる.#4:ストリングスとパーカッションが織り上げる中東臭を叙情性を漂わせるヴォーカルがブーストする.#7:プログレッシヴな展開にヴォーカル,ギター,キーボードが魅惑的なメロディをこぞって叩き込む.#9:コーラスのヴォーカル・パフォーマンスに強烈なフックを仕込む.#11:ストレートなメタル・チューンでもヴォーカル・メロディの叙情性とキャッチーなギター・ワークが魅力的.
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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LEGACY (2016;4th) A | |
熱唱ヴォーカルがリードするメロディック・パワー・メタル。ストリングスの中東フレーバーをメタルのアグレッションにうまく融合させる曲構成もさることながら、楽曲それ自体がそもそも素晴らしくA評価。ヴォーカルは語尾に付ける遊びが好き嫌いあるかもしれませんが軽く歪んだパワフルに伸びる声質は魅力的。ギターはメタリックな攻め口でリズムとソロを叩き込んでいきます。キーボードはアラビアンなストリングスをまとめながら世界観の構築に奮闘します。べースはどっしりとした低音域を深めに響かせて土台を固めます。ドラムは手数多く叩き散らすオカズをふんだんに織り込みながら硬い駆動力を供給。
#2:コーラスのヴォーカル・ワークが勇壮さと共に強力な叙情性を叩きつける。#3:ドライヴ力のあるギター・リフをキーボードが飾りながら駆ける。#5:キャッチーなコーラスのヴォーカル・メロディをヘヴィなリフが駆動する。#6:爽快なコーラスを彩るヴォーカルとキーボードをドラムがしっかりハードに支える。#8:哀愁のメロディを力強く歌い上げるヴォーカルにかかるストリングスの装飾が強力。#9:凶悪な煽情力を打ち上げるコーラスの盛り上がりが素晴らしい。#11:ヴォーカルの上手さが光るコーラスの叙情メロディが強力に響く。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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SHEHILI (2019;5th) 8 | |
0212813EMU |
シンフォニックな装いのメロディック・パワー・メタル。クレジット表記がないのですがゲスト・ヴォーカルとストリングス・セクションが効かせるアラビアンなスパイスと、それをねじ伏せるパワフルなヴォーカルが強力で8点。演奏陣はギターを筆頭にメタリックなスタイルを取りますが、メインのリフはストリングスに譲って全体的な完成度を追求する方向性です。ヴォーカルは粘度高めの高音域をパワフルに叩きつけてきますがアラビアンな情感もお手の物。ギターはメイン・リフをストリングスに譲ってメタリックな攻撃性を担う場面が多いです。ベースはぼんやりした音像というのもあって音に埋もれますがボトムでしっかりうねります。ドラムは重く沈むヘヴィネス重視のサウンドでキレのよい駆動力を供給します。
#2:リズミカルな中東ポップスに哀愁のフレーバーを練り込んで劇的な展開で仕立てる。#3:哀愁のメロディをパワフルに歌い上げるヴォーカルをオーケストレーションとキーボードで飾る。#4:叙情性豊かなヴォーカル・メロディにメタリックなギター・ソロも哀愁をまとってしっとりと聴かせる。#5:ストレートにメタリックな攻撃性を放つ演奏にヴォーカル・ワークのアジテーションでアクセントを付ける。#8:爽快なメロディを奏でるオーケストラに乗ってヴォーカルも爽やかに走る。#10:ツイン・ヴォーカルを中心にオーケストラを伴って哀愁のメロディを展開する。
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