website Angels Fall First (1997;1st) Oceanborn (1998;2nd) Wishmaster (2000;3rd) Century Child (2002;4th) Once (2004;5th) Dark Passion Play (2007;6th) Imaginaerum (2011;7th) Endless Forms Most Beautiful (2015;8th) Human. :II: Nature. (2020;9th) |
Tarja Turunen | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Anette Olxon | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Floor Jansen | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Emppu Vuorinen | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Sami Vänskä | Bass | 1st 2nd 3rd |
Marco Hietala | Bass, Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Jukka Nevalainen | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Kai Hahto | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Tuomas Holopainen | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Troy Donockley | Winds | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
DARK PASSION PLAY (2007;6th) | |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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IMAGINAERUM (2011;7th) C+ | |
混声ヴォーカル・チームを擁するシンフォニック・メタル.Anette の表現力に幅が出たからなのか Marco
の出番が極端に減った感じです.メインのメロディはほぼオーケストラが受け持ち,ギターはリズムを刻む構成が基本です.音楽的には濃いのかもしれないですが,個人的な嗜好からはいまひとつエキサイトメントに欠けるのが難点.ベースはリズムを作りながらボトムを厚く支え,ドラムはアタック感よりはオーケストラの厚みに負けないような駆動力を供給しますが若干埋もれ気味.
#2:不穏な雰囲気を持ち込むオーケストレーションとキャッチーなヴォーカル・メロディを並走させる.#5:ケルティックな装飾を施しながらキャッチーなメロディが駆ける.
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL (2015;8th) C+ | |
オーケストラ・ユニットを採用したシンフォニック・メタル。緊迫感のあるメロディをビッグでヘヴィな演奏陣がアグレッシヴに繰り出すのが基本スタイルですが、楽曲の煽情力には物足りなさが残るのでC+評価。ヴォーカルはほぼ
Floor の専任でクリアーな声のパフォーマンス自体は悪くはないのですが、Marco
との掛け合いがわずかなのは寂しいところ。ギターはザリザリに歪ませたリズム・ワークを主体にしてメタリックなメロディを織り込んできます。キーボードはオーケストラが入っているので電子音による装飾とソロに注力。ベースは深いところまで轟くサウンドの圧迫感でヘヴィネスを供給。ドラムは角を丸めつつもソリッドなヒットを飛ばしてリズムを作ります。アコースティック楽器も使い所を心得た良いアクセントとなります。
#2:リズミカルに走るヘヴィな弦楽器隊の刻みとオーケストレーションが焦燥感を掻き立てる。#4:アグレッシヴな高揚感をたぎらせる演奏陣に合わせてヴォーカルも力む。#6:ポップなフックを仕込んだヴォーカル・メロディとフォーキーな演奏をミックスさせて展開する。#9:強力なフックを持つメロディックなギターとキーボードが勇壮さも感じる軽快なヴォーカル・メロディを飾る。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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HUMAN. :II: NATURE. (2020;9th) 6 | |
NB 5204-2 |
オーケストラを入れて壮大スケールで送るシンフォニック・メタル。クラシックからフォークを経てミュージカルに方向性がブレまくる印象もありますが曲は良いので6点。2枚組の2枚目は映画サウンドトラック的なオーケストラ組曲ですがこれは正直退屈です。ヴォーカルはFloorを中心としたクラシカルな方向性にTroyの朴訥とした中音域がフォーキーな空気感を補填します。ギターはヘヴィネスが欲しいところでリズム・ワークにガツンと効かせてきますが他はややおとなしめ。キーボードはピアノを核とした叙情性の創出に奔走します。吹奏楽器はフォーキーな方向性をかなり色濃く打ち出して来てシンフォニックな空気を塗り替えます。ベースは音の混雑のバランスを見ながらボトム・ラインをヘヴィに埋めてきます。ドラムは音を丸めて厚みで駆動力を高める感じで土台を強固に構築します。
#A2:緊迫感をもたらすオーケストラをヘヴィなリズム隊がバキバキ追い立てる。#A3:オーケストラが効いた歌劇的な盛り上がりをヴォーカルが上手くリードする。#A4:フォーキーな情感をアコースティック楽器とヴォーカル・ワークでしっとりと繰り出す。#A6:コーラスの柔らかな叙情メロディを笛の哀愁がブーストする。#A8:本来的な意味のトライバル要素がミュージカル感強くて新鮮。
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PERSONNEL
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