Anders Zackrisson | Vocal | 1st 2nd 3rd |
Jonny Lindkvist | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Fredrik Mannberg | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Mikael Söderström | Guitar | 1st |
Nils Norberg | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th |
Per Nilsson | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Nils Eriksson Lidman | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Ulf Andersson | Drums | 1st 2nd |
Owe Lingvall | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th |
Mattias Bernhardsson | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
IN A TIME OF BLOOD AND FIRE (1995;1st) 7 | |
JRR-BB008Cd |
勇壮メロディをパワフルに紡ぐヘヴィ・メタル。ツイン・ギターとヴォーカルによる勇壮メロディの応酬が強力な高揚感を生み出していて7点。細かなところでは粗さはありますがポジティヴな突撃感はそれを吹き飛ばします。ヴォーカルは鼻にかかった中高音域で少々クセはありますがパフォーマンスは上々。ギターはツイン・リードで勇壮メロディを重ねて高揚感を煽り立ててきますがソロはやや不安感があります。ベースはヘヴィネスよりもメロディを担っていて存在感があります。ドラムは軽いスネアが目立つサウンドになっていて軽快な疾走感を叩き込みます。
#1:ツイン・ギターに導かれる暑いヴォーカルがキャッチーな勇壮メロディをなぞる。#2:ゴリゴリ走る弦楽器隊に乗ってヴォーカルもパワフルに吼える。#4:緩急を付けながらギターとヴォーカルの叙情メロディが展開していく。#5:ツイン・ギターの裏でメロディを伴って動きまくるベースが耳を惹く。#8:叙情味をまぶした勇壮メロディをギターとヴォーカルが軽快に繰り出す。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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TALES OF MYSTERY AND IMAGINATION (1997;2nd) 6 | |
JRR-BB017Cd |
叙情メロディを勇ましく繰り出すメロディック・パワー・メタル。ギターとヴォーカルが織り上げるメロディ・ラインが的確に高揚感を煽る内容で6点。アルバム前半はややもったりとした印象もありますがそこは上手くメロディの魅力で乗り切って後半でスパートを掛けます。ヴォーカルは盛大に鼻にかかった中高音域で多少の音程の揺れは勢いでねじ伏せる暑さがあります。ギターは躍動感が強めに出てくる弾きまくりスタイルでクラシカルな装いにもエネルギー感があります。ベースはかなりぼやけますが小刻みによ動き回ります。ドラムはスネアと金物の高めの音が前に出てきますがキックも打数は豊富です。
#2:ヴォーカルを中心に哀愁成分を練り込んだ勇壮メロディをキャッチーに走らせる。#3:緩めのテンポで叙情メロディを繰り出すヴォーカルとギターをヘヴィなベースが支える。#4:疾走するリズム・ワークに速いギター・ソロも加えて高揚感を煽る。#7:ヘヴィな弦楽器隊の刻みと軽快なヴォーカル・メロディが強めの煽情力を持ってキャッチーに走る。#8:クラシカルに飛ばしまくるギターの裏で暴れまくるベースも強烈。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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THE SACRED TALISMAN (1999;3rd) A | |
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PERSONNEL
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AFTERLIFE (2000;4th) A | |
新加入のシンガーは伸びやかなハイトーンとパワーを備えた非常に優れたメタル・シンガーで、それに伴いよりヘヴィーなアプローチをとるようになりました、ドラムの質感や低音域の音圧、ギターサウンドの歪みなど前作とは全く違うバンドのようです。この変化には賛美両論ありますが、曲のクオリティは依然高水準であり、欧州系のスピード・メタルを好む向きにはたまらないバンドがまた一つ増えて嬉しいんですが。
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PERSONNEL
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SHADOWLAND (2002;5th) A | |
力強いハスキーなハイトーンが魅力のシンガーの入魂の歌唱に心躍るアルバム.メロディー作りのうまさはこれまでの作品でも証明される通りで,さらにヘヴィなサウンドが加われば向かうところ敵無しです.ヴォーカルを立てたのかインスト陣は結構控えめなプレイですが,疾走2バスドラムが見事な働きをしています.
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PERSONNEL
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NEW WORLD MESSIAH (2004;6th) A | |
正統派ヘヴィ・メタル.勇壮さの内に叙情性を含ませたメロディが満載で,一本調子なところはあるものの,軽く歪んだ高音域を叩きつけるヴォーカルも冴えています.とにかく手数の多い2バス疾走ドラムはもはやギター以上にリフ・ワークを担っている感じです.
殺傷力に富む切々とした叙情メロディの#2.キャッチーかつ扇情的なヴォーカル・メロディの#3はテクニカルなギター・ソロも好感触.ドラムがこれでもかと叩きたおす#4もコーラスの泣き具合が凶悪です.中東系の一風変わったリフの#5ではトリッキーなギター・ワークが堪能できます.疾走するドラムが耳につく#7は適度な叙情味をまぶしたメタル・チューン.ツイン・ギターによるメロディックなプレイと扇情的なヴォーカル・メロディの#9は流石にお手の物です.
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PERSONNEL
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GRAND ILLUSION (2005;7th) A+ | |
正統派ヘヴィ・メタル.メロディの充実振りが大変に素晴らしく,ミドル・テンポの楽曲でも力強いヴォーカルと魅惑のメロディが耳をつかんで放しません.ギターはストレートな構成のリフ・ワークを貫きますが,時折叩き出すテクニカルな速弾きも聴き所.疾走リズムを抑え目にしてきたドラムを補った,ファットなベース・サウンドによる重量感の底上げも効果的です.
ヘヴィなベースが効いたミドル・テンポの#1は叙情的なメロディが魅力.キャッチーなメロディを主軸に据えたアップ・テンポ・チューン#2.扇情力の中に叙情性を添加したメロディが光る#3.KAMELOT と同系統の妖しいリフによって進行する暗黒劇チューン#6はデス・ヴォーカルの採用などにも類似項が窺えます.シンフォニックなキーボードの装飾とクワイアを効かせたコーラス・パートが楽曲の湿度を跳ね上げる#10も印象的です.
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PERSONNEL
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THE 8TH SIN (2007;8th) | |
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PERSONNEL
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PHOENIX (2017;9th) 8 | |
AFM 639-2 |
熱唱ヴォーカルを中核に据えたメロディック・パワー・メタル。エネルギッシュに歌うヴォーカルと勇壮メロディを奏でるギターが王道の魅力を伝えてくるので8点。ストリングス・セクションを加えてシンフォ色も付けますがあくまでアクセント程度で、肝はギターが握ります。ヴォーカルはパワフルな中高音域にラフなファルセットを加えながら高揚感あふれるメロディを熱唱。ギターはリズム・ワーク主体に映りますがソロの勇壮メロディは着実に供給。ベースはぼやけてはいますが高めの音圧で楽曲のヘヴィネスを底上げします。ドラムはやや軽めですがソリッドな駆動力を注ぎ込んでパワー感を高めます。
#1:デジタルでヘヴィなリズム・ワークにヴォーカルの暑さが色を付ける。#2:コマーシャルなヴォーカル・メロディをブーストするギターのメロディが良い。#3:ストリングスを組み入れたスリリングなリフをドラムがアグレッシヴに疾走させる。#5:叙情味をたっぷり含んだコーラスのメロディを歌い上げるヴォーカルが強力。#7:オーケストレーションでスケール感を高めた上にヴォーカルのパワーが載る。#10:ヘヴィな駆動力で突き進むリズム・ワークに不穏なメロディを組み込む楽器陣が良い雰囲気を作る。
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