website Retribution (2004;1st) Cosmogenesis (2009;2nd) Omnivium (2011;3rd) Akróasis (2016;4th) Diluvium (2018;5th) A Valediction (2021;6th) |
Steffen Kummerer | Vocal, Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Markus Lempsch | Guitar | 1st |
Christian Münzner | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Tom Geldschläger | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Rafael Trujillo | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Jonas Fischer | Bass | 1st |
Jeroen Paul Thesseling | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Linus Klausenitzer | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Jonas Baumgartl | Drums | 1st |
Hannes Grossmann | Drums | 1st 2nd 3rd |
Sebastian Lanser | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
David Diepold | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
RETRIBUTION (2004;1st) | |
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PERSONNEL
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COSMOGENESIS (2009;2nd) | |
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PERSONNEL
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OMNIVIUM (2011;3rd) A | |
コズミックな暗黒世界を表現するテクニカル・デス・メタル。神経質に刻みまくるギター・リフがもたらす焦燥感と不安定感をテクニカルに推進する内容が魅力でA評価。ヴォーカルは深い低音域グロウルとピッチ高めのシャウトを使い分けながら、たまに朴訥としたノーマル・ヴォイスも披露。ギターは細身のクリアーなサウンドでリフでもソロでも焦燥感の中に無機質な哀愁を込めたメロディを弾き出します。ベースはフレットレスのウォームさでメロディを持った有機的なヘヴィネスをねじ込みます。ドラムはソリッドなサウンドで爆走するキックとドライヴ力を供給するスネアをテクニカルに叩きつけます。
#1:緊迫感の中にも哀愁を滲ませるクリーンなギターが緩急をつけて駆け回る。#2:うねりまくるベースにメカニカルな焦燥感を叩きつけるギターが強烈。#3:ゆったりとイーヴルにのたうつリフが重厚な破壊力を練り上げる。#4:安定した疾走感を供給するドラムに乗ってギターの刻みがメロディックに走る。#7:混沌とした気持ち悪いタイム感覚で進行するインスト・ワークもさることながらテクニカルに弾き倒すギター・ソロも強烈。#8:緊迫感を高めるメロディを絡めながら弦楽器隊が炸裂音を轟かせて駆ける。#9:メタリックに攻めるギター・リフとキャッチーな面も見せるヴォーカルをを強力な駆動力でドラムが追い立てる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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AKRÓASIS (2016;4th) A+ | |
テクニカルな弦楽器隊が牽引するメロディック・デス・メタル。キャッチーな叙情メロディを前面に出しながらも、注意して聴くと超テクニカルなプレイが浮かび上がる贅沢な構成が魅力でありA+評価。ヴォーカルは高低ピッチを使い分けて暴力性と叙情性を表現します。ギターはメロディックなスタイルを主体にして、テクニカルな中でもキャッチーなアプローチを取ります。ベースはフレットレスの存在感を活かしながらメロディの担い手にもなるキー・パートとして貢献。ドラムは緩急の激しい曲展開を土台で支えながらメリハリの付いたテクニカルなプレイでアグレッションを叩き込みます。
#1:緊迫感をストレートに刻むギター・リフを疾走ドラムが追い立てる。#2:ベースのリードする鬱パートと弾きまくりギターがはじける躁パートのコントラストが効く。#3:悲哀を感じさせるメロディのギターとベースにドラムが駆動力を与える。#6:ゆらゆらと哀愁をくゆらせる弦楽器隊のプレイが耳に絡みつく。#7:疾駆するギターとドラムをメロディ面でも支えるベースが良い働き。#8:随所にテクニカルな見せ場は作るがメインは映画音楽的なスケール感のある曲構成。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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DILUVIUM (2018;5th) 9 | |
RR7399 |
技巧とメロディをハイ・レベルで繰り出すメロディック・デス・メタル。リフをメカニカルに弾きまくる一方でメタリックなメロディの煽情力も強力なものがあり9点。ギターのメロディに表情があってテクニカル一辺倒でない辺りに惹かれます。ヴォーカルは高めのピッチを多用するスタイルでメロディとリズムを声で担当するようなイメージ。ギターはメタリックなメロディをリフとソロに組み込んでダークなスリルの中にも叙情性を加えます。ベースはフレットレス特有のウォーム感でテクニカルなうねりを叩きつけます。ドラムは適度に叩き散らしながら密度に濃淡をつけて疾駆しますが少々奥に引いた感じの音は勿体ない。
#1:焦燥感を煽るテクニカルな単音ギター・リフの裏でベースも激しくうねる。#2:爆走するドラムの上にギターとヴォーカルが持ち込む哀愁成分が魅力。#3:淡々と疾駆するドラムに乗って忙しなく表情を変化させるギター・ワークが良い。#4:暗黒感と勇壮さを弾き出すギターを軸にストーリー性を持って展開する。#5:テクニカルなリフを主体にしながらもヴォーカル廻りにフックを仕込む。#6:ベースとヴォーカルが主導するダークな情感をギターはメロディックに煽る。#10:抑えたテンポで重厚な哀愁を弾き出す弦楽器隊をドラムが緩急をつけて追い立てるうちに怒涛の終盤へなだれ込む。
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PERSONNEL
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A VALEDICTION (2021;6th) 9 | |
NB 5679-0 |
ギターが弾きまくるメロディック・デス・メタル。テクニックとメロディを高次元で両立させる弦楽器隊が強烈な求心力を発揮していて9点。クリーンなトーンで放たれるメロディはわかりやすくキャッチーでとっつきやすさも大きな魅力です。ヴォーカルは上ずり気味のシャウター・スタイルで焦燥感をかき立てるパフォーマンスを展開。ギターはクラシックのインプットも匂わせながらメタリックにテクニカルにメロディを弾き倒します。ベースはウォームなトーンでテクニカルに弾き倒す様子をしっかりと前面に出してきます。ドラムは角を落としたマイルドめのサウンドで豊富な打数をガンガン叩き込んできます。
#1:リズム隊が作る流れに叙情メロディを乗せるギターがテクニカルに突き進む。#2:メタリックに弾きまくるギターを前面に出してクラシカルなアクセントも入れつつ疾走する。#3:叙情性を含めつつもアグレッシヴに飛ばしまくる弦楽器隊をドラムがプッシュする。#4:クラッシック色を濃いめに出して明るさも感じさせるギター・ワークが良い。#6:ドゥーミー展開と思わせておいて爆発するギター・ソロが強力。#8:メロディを惹きまくるギターの裏でベースもしっかりとメロディを主張してくる。#9:叙情メロディを高速で刻み倒すギターとベースが緊迫感をプッシュしてくる。#10:煽情力高めのメタリックなギター・リフにヴォーカルも重ねてボルテージを上げにかかる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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