黒猫 | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th |
瞬火 | Vocal, Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th |
狩姦 | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th |
招鬼 | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th |
斗羅 | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th |
鬼哭転生 (1999;1st) | |
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PERSONNEL
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百鬼繚乱 (2000;2nd) | |
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煌神羅刹 (2002;3rd) | |
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封印廻濫 (2002;EP) | |
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鳳翼麟瞳 (2003;4th) | |
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夢幻泡影 (2004;5th) | |
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臥龍點睛 (2005;6th) | |
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魔王戴天 (2007;7th) | |
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魑魅魍魎 (2008;8th) A | |
日ヘヴィ・メタル. 正統派メタルのリフ・ワークを基調としたヘヴィ・メタル.主軸を NWOBHM に置いた上で,スラッシュの攻撃性やドゥーミーな暗黒面など多面性を持った内容はともすれば散漫と見られるかもしれませんが.多彩な表情を持つパワフルな女性ヴォーカルと日本的な薄口ハイ・トーンの男性ヴォーカルの使い分けも堂に入った感じ.キーマンがベースということもあってか,私好みのバランスで響くベースは聴き所の一つ.ツイン・ギターはテクニカルな見せ場はないものの,弾き出すメロディの充実振りが見事です.ドラムはエッジの丸いサウンドで損している感じがします. キャッチーなリフに高揚感を掻き立てるヴォーカル・メロディを載せた#2.ベースの効いたリフに扇情的なヴォーカル・メロディが合う#3.ヘヴィなリフに反してキャッチーなヴォーカル・メロディを軽快に繰り出す#7.リズミカルなヴォーカル・メロディがポップ感をかもし出す#8.ブレイクの暗黒パートが効いているスラッシーな#9.脱水症状必至の凶悪な哀愁が襲い掛かる#11は母国語補正を割り引いても秀逸. |
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金剛九尾 (2009;9th) | |
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鬼子母神 (2011;10th) A | |
混声ヴォーカルの芝居がかったパフォーマンスを活かしたヘヴィ・メタル.叙情性を根底に置いて哀愁から憤怒までカバーするヴォーカル・メロディを前面に出したコンセプト・アルバムですが,楽曲的には特に肩肘張ってはいない印象です.ギターも正統派メタルを軸にしてメロディックなリフを叩き込んで行きます.ベースは出るところと抑えるところでメリハリをつけながらボトムを支えます.ドラムもシャープさはないですが同様に圧力をかけてくるところを見極めてきます. #3:ダークなギター・リフにコーラスの哀愁のヴォーカル・メロディがインパクトを残す.#4:緊迫感を伴って駆けるヘヴィなギター・リフにヴォーカルも加勢する.#5:恒例のファンキーな民謡タイムもリフやヴォーカルにダークな色彩を帯びる.#7:ポップな叙情メロディの裏でリズミカルに走るベースが耳を惹く.#8:コーラスのメロディが凶悪な煽情力を振り撒く.#9:哀愁を湛えて行進するギター・リフが印象的に響く.#10:叙情性を高濃度に含んだヴォーカルとギターが疾駆する.#12:疾走感を引き立てる叙情メロディを炸裂させるギターとキーボードが強力. |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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風神界逅 (2014;11th) A | |
勇壮メロディで展開するヘヴィ・メタル。黒猫のリード・パートを主体にして叙情性と煽情性を兼ね備えたヴォーカル・メロディが走ります。ヴォーカルは二人共に快活なメロディをボルテージ高めに歌い上げる印象が強く残ります。ギターは太めの音でメタリックなメロディのリフを弾き、ソロは技巧より旋律寄りのスタイル。ベースはエッジ緩めで厚みに振ったサウンドで前面に出てきてボトムをヘヴィに埋めます。ドラムは少々音抜けは悪いものの結構な叩きっぷりでアグレッシヴに駆け抜けます。 #2:ギターとヴォーカルの勇壮なメロディ・ラインをベースが支えて走る。#3:ヴォーカルとギターが叙情的なメロディを軽快に紡ぐ。#4:ヘヴィに疾駆するリズム隊にヴォーカルがキャッチーな色を被せる。#7:ホーンを従えてファンキーにギターが駆け回る。#8:淡白と見せて叙情性に富んだメロディ・ラインで展開する。#10:ドラムを軸に厳かに展開するバックに情感豊かなヴォーカル・メロディを叩きつける。 |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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雷神創世 (2014;12th) A | |
混声ヴォーカルが牽引するヘヴィ・メタル。あまりクリアにしすぎないプロダクションがダークなヘヴィネスを増幅する印象。ヴォーカルは黒猫の表情豊かなパフォーマンスの存在感が強く、瞬火も悪くはないですがデス声メインは正直なところ魅力に乏しいです。ギターはアグレッシヴに叩きつけるリフを主体にしますが、キャッチーな叙情メロディも確保。ベースはエッジをざらつかせたファットなサウンドでゴリゴリ攻めてきます。ドラムは埋もれ気味ですがパワフルに叩きまくります。 #2:叙情性を持って走る勇壮なヴォーカル・メロディをリズム隊がガツガツと牽引する。#3:ドライヴ感のあるギター・リフがキャッチーなヴォーカルを引っ張る。#4:スラッシーなリズム・ワークに緊迫感を加えるギターが良い。#5:民謡調のヴァースに大きなフックを仕込む。#7:ノリ良く走るポップなヴォーカルとギターをドラムが駆動する。#9:哀愁と怨念を行き来しながらヘヴィなメロディを紡ぐ。 |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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迦陵頻伽 (2016;13th) 7 | |
女声ヴォーカルを中心としたヘヴィ・メタル。ハード・ポップからシンフォニック・メタルまでジャンル的な幅はありますが、キャッチーなヴォーカル・メロディを前面に出すスタイルが好感触で7点。ヴォーカルは黒猫プッシュのようで瞬火はヴァースで顔を出す程度。ギターはリフもソロも丁寧にメロディを奏でる傾向にあって全体的に大人しく感じます。キーボードは楽曲をシンフォニック・メタルに持って行くのに結構重要なポジション。ベースはボトムを緩めの輪郭で埋めますがやはり動き自体は抑えめ。ドラムは一歩引いた位置から硬いヒットを放り込んできます。
#2:キーボードで装飾を入れながらドライヴ感のあるギター・リフでヴォーカルが躍動する。#3:スケール感と緊迫感を持ち込むシンフォニックなキーボードを軸にヘヴィなギターを効かせる。#4:コーラスのコマーシャルな勇壮ヴォーカル・メロディに全力投球。#7:ポップなヴォーカル・メロディと電子音キーボードが良い感じにマッチ。#8:勇壮さを織り込んだヴォーカル・メロディを前面に出して余裕のあるキーボードでサポートする。#10:劇的な展開を暗いヘヴィネスとシンフォニックな緊迫感で彩って送り出す。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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覇道明王 (2018;14th) 9 | |
KICS 3715 |
ダークな重さのある疾走感にキャッチーなヴォーカルを入れるヘヴィ・メタル。スラッシュ・メタル的ですらあるリズムの刻みにアグレッションの強化著しいですがヴォーカル・メロディにはポップさを確保していて9点。演奏のヘヴィネスとヴォーカルのコマーシャル性のバランス感に好みはあるかもしれません。ヴォーカルは黒猫がメインを務めますが、印象の面ではアグレッシヴに攻める瞬火の比率が高いような感覚があります。ギターはスリリングな味付けの勇壮メロディを叩き込んで楽曲の攻撃性を高めにかかります。ベースは厚くくっきりとした暴力的な低音を響かせてアルバムのダークな空気感を作ります。ドラムは曇り気味のサウンドですが手業中心に疾走感を出します。
#1:ブルータルな低音を響かせてダークな世界観を展開するがヴォーカル・ラインにはしっかりフックを仕込む。#2:キャッチーな勇壮ヴォーカル・メロディを軽快に走らせる。#3:ヘヴィなリフとリズムで激走しつつもコーラスのメロディはキャッチー。#4:和風スタイルのキーボードで飾られた叙情ヴォーカル・メロディに全力投球。#7:弦楽器隊を中心にダークな空気感を作りながらメタリックでキャッチーなヴォーカル・メロディへとつなげる。#8:ゴリゴリに疾駆するリズム・ワークに強烈な哀愁を響かせるコーラスのヴォーカルが良い。#10:コマーシャルなノリ重視の曲もベースの低音をガンガンに効かせる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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龍凰童子 (2023;15th) 6 | |
KICS 4092 |
混声ヴォーカルを前面に出して展開するヘヴィ・メタル。キャッチーなメロディ・ラインをポップに仕立てつつ演奏陣はハードに攻めていくスタンスで一貫しますがアルバム後半にもなるとやや食傷気味になります。メインの女声ヴォーカルはメタリックにコブシの効いた中高音域からオペラティックなファルセットまで表情豊かに楽曲をリード、サブ的な男声ヴォーカルもキャッチーな中高音域にちょっと癖を効かせて響かせます。ツイン・ギターのリフはドライヴ感のあるメタリックな刻みを軸にオカルティックな空気感も随所に入れていきますが、ベースの太い低音は少々追いにくい位置。ドラムは硬いスネアと金物中心の軽快な躍動感を出してきます。
#3:ドライヴ感のあるキャッチーなギター・ワークが軽快に走る。#4:跳ねるヘヴィな弦楽器隊のリフをポップなヴォーカル・ラインで飾る。#5:ブルータルなヘヴィネスに緊迫感を加えるキーボードとヴォーカルが効く。#6:哀愁を滲ませる勇壮メロディがメタリックに駆ける。#12:弦楽器隊のルースなヘヴィネスにキャッチーなヴォーカルの掛け合いがフックを仕込む。
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