website Winds Of Change (2017;1st) Symphony Of Mind (2020;2nd) |
Jerome Mazza | Vocal, Keyboard | 1st 2nd |
Torben Enevoldsen | Guitar, Bass, Keyboard, Piano | 1st 2nd |
Rich Ayala | Guitar | 1st 2nd |
Takeaki Itoh | Bass | 1st 2nd |
Mark Prator | Drums | 1st 2nd |
Howard Helm | Keyboard | 1st 2nd |
John F Rodgers | Piano, Strings | 1st 2nd |
Valeria Pozharitskaya | Violin | 1st 2nd |
WINDS OF CHANGE (2017;1st) 7 | |
キャッチーなヴォーカル・メロディを軸にしたプログレッシヴ・ロック。ヴォーカルの雰囲気的にはAOR色も強く感じられますが、メタリックなエッジを持った演奏陣も効いており好きなタイプなので7点。ヴォーカルは軽く鼻にかかった中高音域で情感の表現力に長けます。ギターはメカニカルな速弾きソロを交えてメタリックな攻撃性を持ち込みます。キーボードはプログレッシヴ・ロック寄りの楽曲にフィットするサウンドを供給。ベースは動きは控えめですが結構膨らむ感じでヘヴィネスを支えます。ドラムは浅めの硬いビートで軽やかに走ります。
#2:デジタルな装いの演奏に有機的なヴォーカルを乗せ、ギターもなかなか主張する。#3:キャッチーな叙情性を繰り出すヴォーカルをテクニカルに弾きまくるギターが追い立てる。#4:アコースティック楽器で爽やかな叙情ヴォーカル・メロディに華を添える。#5:哀愁のメロディを高らかに歌うヴォーカルの魅力が発揮されるコーラスが強力。#8:コーラスの哀愁をひとつまみ加えたメロディを歌い上げるヴォーカルが良い。#10:演奏にはキーボードを中心にちょっとした細工を仕掛けるもヴォーカルは真正面から叙情メロディで攻める。
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PERSONNEL
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SYMPHONY OF MIND (2020;2nd) 7 | |
ESM343 |
シンフォニックな装飾を多用するメロディック・ハード・ロック。甘いヴォーカルを活かす爽快叙情メロディを前面に出した内容で7点。作曲者で曲のスタイルがエレクトリックのハード・ロックかピアノとヴァイオリンをプッシュするAORかはっきり割れます。ヴォーカルは甘く透明感のある高音域を伸びやかに響かせて叙情性の中にも爽快感を出します。ギターは無機質な速弾き主体で前に出てくるプレイと太いサウンドのメロディックなソロとで奏者の違いがはっきりわかります。キーボードは基本的に装飾係ですがピアノになると積極的にメインを張ってきます。ストリングスはヴォーカルが入らないところでの爽快感をしっかりと受け持ちます。ベースは高めの位置で弾性のあるラインを作って楽曲を支える役回り。ドラムは硬いスネアに金物でアクセントを付けながら軽快な駆動力を叩き込みます。
#2:爽快感のあるヴォーカルとキーボードで引っ張るがオシャレに弾きまくるギターも良い。#3:ベースが作る土台に乗ってヴォーカルとギターがキャッチーに走る。#5:軽いメカニカルさを組み込みながら走るプログレッシヴな弦楽器隊にヴォーカルが情感を練り込む。#6:ピアノとストリングスで先頭を入れ替えながら軽快に叙情メロディを放つ。#9:ピアノとストリングスのしっとりとした叙情メロディを軸に起伏のある展開をする。
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