Peter Wagner | Vocal, Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st 22nd 23rd 24th |
Jochen Schroeder | Guitar | 1st 2nd |
Thomas Grüning | Guitar | 1st |
Rudy Graf | Guitar | 1st 2nd |
Manni Schmidt | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th |
Spiros Efthimiadis | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th |
Sven Fischer | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th |
Victor Smolski | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th |
Marcos Rodriguez | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st 22nd 23rd |
Jean Bormann | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st 22nd 23rd 24th |
Stefan Weber | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st 22nd 23rd 24th |
Jörg Michael | Drums | 1st 2nd |
Chris Efthimiadis | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th |
Mike Terrana | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th |
André Hilgers | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th |
Vassilios Maniatopoulos | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th 14th 15th 16th 17th 18th 19th 20th 21st 22nd 23rd 24th |
Christian Wolff | Keyboard | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th 11th 12th 13th |
REIGN OF FEAR (1986;1st) | |
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PERSONNEL
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EXECUTION GUARANTEED (1987;2nd) | |
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PERFECT MAN (1988;3rd) | |
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SECRETS IN A WEIRD WORLD (1989;4th) | |
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REFLECTIONS OF A SHADOW (1990;5th) | |
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TRAPPED! (1992;6th) | |
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THE MISSING LINK (1993;7th) | |
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10 YEARS IN RAGE (1994;8th) | |
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BLACK IN MIND (1995;9th) | |
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LINGUA MORTIS (1996;10th) | |
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END OF ALL DAYS (1996;11th) | |
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THIRTEEN (1998;12th) | |
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GHOSTS (1999;13th) | |
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WELCOME TO THE OTHER SIDE (2001;14th) | |
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UNITY (2002;15th) | |
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SOUNDCHASER (2003;16th) A | |
ドイツ産ヘヴィ・メタル・バンドの16作目。 トリオ編成ながらテクニカルなヘヴィ・メタルを分厚いサウンドでやってます。ヴォーカルを兼ねるベースは無理をせずにボトムをしっかり支え、その分ギターと2バス・ドラムが暴れまわる構成となります。特にギターが素晴らしく、テクニカルながらもメロディアスなリフ、ソロを弾き出す超強力なプレイを披露。ヴォーカルは男臭い中音域メインで、バンドの世界観にはぴったりの声です。ヴォーカル・メロディも充実していて演奏者用の教則アルバムにはなっていません。ギター大爆発の#2、4、6、煽情力に満ちた陽性ヴォーカル・メロディの#5、アルバム後半は明確なキャッチーさは減少するものの、叙情的なメロディをパワフルに叩き出す連作#10、11までの流れは非常に魅力的です。 |
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SPEAK OF THE DEAD (2006;17th) A | |
独ヘヴィ・メタル。 オーケストラを導入した組曲#1~8から始まるヘヴィ・メタル・アルバム。勇壮なメロディをテクニカルなインスト陣の技を絡ませながらヘヴィに叩き出す内容は変わらぬ魅力を持ちます。ヘヴィなギター・サウンドと太いヴォーカルが重量感を担い、テクニカルなドラムはやや軽めに牽引を行うイメージ。メロディは勇壮かつキャッチーで煽情力に長け、ハーモニクスを多用してメカニカルな味付けを行うギターのリフ・ワークも冴えております。 オーケストラを活かしたクラシカルなリフが高揚感を生み出す#3。攻撃的でテクニカルなリズム・ワークの#9。キャッチーなヴォーカル・メロディを前面に出したアップ・テンポ・チューン#11。テンションの高まるギター・リフを持った#12。コーラスのキャッチーな叙情メロディに切りかかるギターとドラムが良い#14。オーソドックスではあるものの質の高いメロディとギター・ワークの#15。日本盤ボーナスの#16は#11の日本語バージョン。 |
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CARVED IN STONE (2008;18th) B+ | |
独ヘヴィ・メタル。 アレンジにはあまり凝らずにストレートにヘヴィ・メタルを演る内容。コーラスのメロディ・ラインが品切れ気味なきらいはありますが、パワフルに叩きつけられる楽曲にはやはり心奮います。テクニカルな面はあまり押し出しませんが、それでも十二分に弾いているギターは変わらずの上手さ。André にチェンジしたドラムはそれほど主張を見せないものの重量感のあるプレイが良いです。バスドラのサウンドは輪郭がちょっとつぶれすぎな気もしますけれど。 コーラスの勇壮な哀愁のメロディが響く#1。弾きまくりギターが良い快速チューン#3。オリエンタルなギター・フレーズにヴォーカルの節回しがキャッチーな#4。ヴァース、コーラスの叙情メロディとブリッジのキャッチーなメロディの組合せが良い#7。劇的なアレンジの#10は哀愁メロディをひきたてるスケール感が魅力。 |
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STRINGS TO A WEB (2010;19th) B+ | |
独へヴィ・メタル。 キャッチーな陽性メロディを中心に据えたへヴィ・メタル。ギター・リフは重量感よりも軽快な雰囲気を打ち出していて、テクニカルなソロもフュージョン的な方向から切り込んでくることが多い印象です。ドラムが全体的に輪郭が甘く、シンバルが鈴のように軽く浮いているサウンドなのもヘヴィネス抑え目に感じる一因かもしれません。そういう方向性なればこそわかり易いキラー・チューンに欠けるところは痛いですが、しっかりと聴き所を押さえた楽曲を揃えているのは流石です。 メタリックなギター・リフでアグレッシヴに疾走する王道的な#2。軽い叙情性を滲ませながらも軽快に駆ける#4。ストリングスの装飾を施した叙情メロディの殺傷力が尋常でない#5。叙情性と緊迫感を併せ持ったインスト#6。産業ロック的にクリアーに洗練された叙情性を湛えるメロディが沁みる#8。キャッチーなメロディのギター・リフとヴォーカルが軽快に走る#11。よく動くリフを打数の多いドラムが駆動する#14もやっぱりシンバルのサウンドが少々残念。 |
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PERSONNEL
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21 (2012;20th) C+ | |
ジャーマン・スタイルのキャッチーなメロディを走らせるヘヴィ・メタル。ヴァースの勢いをコーラスでテンポ・ダウンさせて殺す傾向があるのが気になります。ヴォーカル・メロディは自体は悪くないのですが変化は欲しいところです。流麗なメロディをテクニカルに弾き倒すギターはオーソドックスなリフ・ワークも変わらぬ好調さ。ドラムは浅めのサウンドになっていますが手数足数の多さが良い疾走感を生みます。ベースは基本的に脇役。 #3:リズミカルに疾駆するギターとドラムに載るヴォーカルがキャッチーな色彩を帯びる。#4:叙情性を滲ませながらメタリックに展開するギター・ワークが魅力。#5:ヴァースのデス声は余計ですが打数豊富なドラムとスリリングなリフは良い。 |
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PERSONNEL
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LINGUA MORTIS ORCHESTRA (2013;EP) A | |
バンドとオーケストラのジョイント・プロジェクト。元々オーケストラと相性の良い作曲スタイルのため、互いの良いところが上手くかみ合っています。ヘヴィなスケールの叙情性の演出などはオーケストラに任せてメタリックなリフとソロに注力するギターは良い意味で自分勝手に弾けている印象を受けます。ヴォーカルは女性2人が正式にクレジットされていますが、メインは
Peter
のままでインスト陣の物量には押され気味。ベースは派手な動きもないですがボトムに陣取っているのはわかります。ドラムはエッジのぼやけたサウンドですがパワーで重いオーケストラを牽引します。 #1:悲壮感を一つまみのスパイスとして叙情メロディをヘヴィに紡ぐ。#2:ブルータルに疾駆するヴァースからオーケストレーションで緊張感を増すコーラスへとなだれ込む。#3:重厚なヘヴィネスと叙情的なヴォーカル・メロディの対比が上手く働く。#6:緊迫感のあるストリングス主体のリフ・ワークで疾駆する。#8:哀愁を込めてじっくりと紡がれるヴォーカル・メロディが魅力。 |
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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THE DEVIL STRIKES AGAIN (2016;21st) B+ | |
ギター・リフを中軸にしてパワフルに駆けるヘヴィ・メタル。攻撃力はあれども高めの音階に苦しさも感じさせるパワー系ヴォーカルと、それをサポートするようにわかりやすいメイン・メロディを構築するギターがヘヴィ・メタルの魅力を体現しておりB+評価。ザクザクと刻まれるリズムは適度なエッジ感を持たせた肉厚のサウンドでヘヴィネスを増幅させます。全体的に躍動感とスピード感を重視したような曲調で、少々やぼったいクワイア・ワークも楽しく聴けます。
・ヴォーカル: 高音域やスピードにしばしば無理の感じられるパフォーマンスでありながらもパワーは十分
・ギター: リフはメロディ重視で行きつつソロではテクニカルに爆発する魅力あるプレイ ・ベース: 奥まった位置にいるのでさほど目立たないが厚みはしっかり加える ・ドラム: 硬めでくっきりとしたヒットを飛ばして実速度以上の躍動感を創出 |
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PERSONNEL
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SEASONS OF THE BLACK (2017;22nd) 7 | |
メロディ重視のギターが牽引するヘヴィ・メタル。暑いガナリ・ヴォーカルとメタリックな勇壮メロディの組み合わせが生み出す煽情力が魅力的で7点。もはやヴォーカル・メロディでの差別化が難しくなっているところにこのギターのパフォーマンスは願ってもない新風に思えます。ヴォーカルはやや苦しさものぞかせますが高音域に寄せた歌唱がメインでボルテージの高さがうかがえます。ギターはリフはメロディックにリズムは激しくとメリハリを付けたスタイルで魅惑のパフォーマンスを披露してアルバムの主役になります。ベースはかなりぼやけて細かな判別は困難。ドラムはやや浅めでもパワー感は十分なサウンドで強靭な駆動力を叩き込みます。
#1:メタリックに刻みまくるギターが疾走感を強力に形成する。#3:勇壮さと叙情性を丹念に弾き出すギターが空気を支配する。#4:エネルギッシュに吼えるヴォーカルをメタリックなギターと爽やか系バック・ヴォーカルが後押しする。#6:キャッチーなメロディを絡めながらもヘヴィに駆け抜けるギターが良い。#7:軽く哀愁を含ませた勇壮メロディをヴォーカルとギターで織り上げる。#11:ヴォーカルが入ると穏やかな叙情性に舵を切るのでトーン・ダウンするが破壊力のあるイントロは強烈。
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PERSONNEL
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WINGS OF RAGE (2020;23rd) 8 | |
SPV 289262 CD |
ヴォーカルとギターの躍動感を押し出すヘヴィ・メタル。キャッチーなメロディとメタリックな攻撃性を兼ね備えた楽曲を揃えた充実の内容で8点。アルバムを通して演奏陣の魅力が満載で中だるみするところがないのが強みと感じます。ヴォーカルは高音域がややふらつきますがパワフルに歪む豪放さが魅力です。ギターはホラー・テイストを加えながら勇壮成分多めのメロディでテクニックよりも聴きやすさを重視したようなスタイルで弾き出します。ベースは輪郭緩めで結構厚く響く土台を構築します。ドラムは音抜けの悪さに負けない馬力のある叩きっぷりで楽曲を牽引します。
#2:ダークな導入からキャッチーなコーラスまでヴォーカルとギターのメロディがエネルギッシュに展開していく。#3:躍動感のあるキャッチーなメロディの合間にテクニカルなプレイを叩き込む。#5:メタリックに弾きまくるギターも良いがそれをガツガツ引っ張るドラムの駆動力が良い。#7:ホラー映画感を強めるオーケストレーションが哀愁を練り込んだメロディを盛り上げる。#9:叙情性を炸裂させるギターが涙腺をガンガン攻めてくる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL |
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RESURRECTION DAY (2021;24th) 8 | |
SPV 244492 CD |
パワフルな高揚感を叩きつけるヘヴィ・メタル。メロディとヘヴィネスが噛み合った強烈な煽情力を持った楽曲がそろっていて8点。軸になるのはヴォーカル・メロディですがギターも負けじとリフに良いメロディを叩き込んできます。ヴォーカルはハイ・ボルテージの中高音域で力みまくった熱唱が強烈。ギターはメタリックな高揚感を生むメロディをプッシュしてきて楽曲の求心力を高めます。ベースは基本的にボトムでファットに響いています。ドラムは強めの圧でガツガツ来ますが打数はやや抑えめで一発のインパクトが強いです。
#2:ボルテージのブチ上がったヴォーカルがオーケストラを交えた勇壮メロディを揚々と牽引する。#3:リズミカルなヘヴィネスに叙情メロディを絡めてキャッチーに突き進む。#4:キャッチーな勇壮メロディを弾き出すギターとヴォーカルが良い。#5:明るさの中に叙情性を醸し出すヴォーカル・メロディを勇ましいギターが彩る。#7:叙情成分を振り撒きながら刻み倒すギターをシンフォニックなキーボードがサポートする。#9:わかりやすいフックを仕込むコーラスのヴォーカル・メロディをブルータルなリズムが牽引する。#10:フォーキーな装いのメロディをキーにして埃っぽい情感を紡ぐ。#12:爆走するギター・ワークがヘヴィな叙情性をアグレッシヴに刻み上げる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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