website Forced Entry (2005;1st) Lightbringer (2009;2nd) Death (2012;3rd) Svbversvm (2015;4th) Rod (2017;5th) The Throne Within (2019;6th) |
Oscar Carlquist | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Harry Granroth | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Daniel Johansson | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Martin Jonsson | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Leif Larsson | Bass | 1st |
Tobias Petterson | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Morgan Pettersson | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
FORCED ENTRY (2005;1st) | |
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PERSONNEL
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LIGHTBRINGER (2009;2nd) | |
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DEATH (2012;3rd) B | |
太いサウンドのギター・リフが牽引するヘヴィ・メタル.一言で言えばオーソドックスとなりますが,暗めの雰囲気を作りながらヘヴィに走る楽曲は悪くないです.ヴォーカルは歪んだハイ・トーンを振り絞るタイプで上手さはないですが味があります.ギター・ワークはシンプル傾向ですが,リズムの刻みは速くてわりとヘヴィな方向性.ベースはボトムをファットに埋めていますがあまり目立ちません.ドラムもスピード感やアタック感は殺して厚みで勝負する感じになっています.
#3:無表情にザクザクと刻まれるリフに狂気がかったヴォーカルが挑む.#4:軽快に駆けるメロディックなツイン・ギター・リフに王道の煽情力が宿る.#5:初期 IRON MAIDEN テイストのツイン・ギターとベースが勢いに任せて駆け抜ける.#6:ゆったりとヘヴィに練り歩くインスト陣に禍々しさを加えるヴォーカルも良い.#7:リズミカルに疾駆するリフとドラムがキャッチーなヴォーカルを駆動する.#9:エネルギッシュに走るギター・リフとヴォーカルが良い.
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SVBVERSVM (2015;4th) A | |
ツイン・ギターが牽引するヘヴィ・メタル。丹念に紡がれるメロディと狂気を潜ませるヴォーカルがヘヴィ・メタルにスピードは必須ではないことを証明していてA評価。ヴォーカルはやや薄めの鼻にかかった高音域に清濁強弱をつけてメタリックな表現力を発揮。ギターは太めのサウンドであまりエッジは強調せずに音圧で攻撃力を発現するスタイル。ベースはファットにぼやけてあまり派手には浮かび上がらずにボトムを埋めます。ドラムは奥に埋もれてしまっていますが叩きっぷりは一打一打パワフル。
#1:緊迫感を煽るヴォーカルとギターをリズム隊がヘヴィに駆動する。#2:キャッチーなヴォーカル・メロディと不穏さを醸し出すギター・ワークをぶつけながら疾駆する。#5:淡々とした弦楽器隊のリズムがイーヴルなヘヴィネスを発散する。#7:フレーズで魅せるギターが凶悪な煽情力を発揮する。#10:イーヴルな雰囲気を垂れ流すギターとヴォーカルをヘヴィに突っ走るリズム隊が強力に牽引する。
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ROD (2017;5th) 6 | |
3984-15537-2 |
金属質ヴォーカルを核としたヘヴィ・メタル。リフの組み立てからこもり気味のサウンドまで80年代のヘヴィ・メタルを意識したスタイルで攻め切っていて悪くはないのですが、フックに欠けてするっと聴き流せてしまうところがあって6点。ヴォーカルは薄口のトレブリーなトーンで程よい粗さの攻撃性と狂気を繰り出します。ギターはオーソドックスなメロディの勇壮リフを主体に悠々と進行。ベースは埋もれがちでなかなか判別が難しいです。ドラムは音抜けの悪さはあるものの古びた雰囲気作りには効果的な駆動力を提供。
#2:キャッチーな疾走感のツイン・ギターをドラムがガツガツ追い立てる。#3:ギャロップするリズムの刻みにヴォーカルとギターの緩めのメロディがキャッチーに乗る。#4:疾走感に乗せて狂気を発散するヴォーカルのパフォーマンスが良い。#7:仰々しいヴォーカルを中心に寂れた叙情性を放つ。#9:ヒステリックに響くハイ・トーンに狂気を宿らせながらもギター・ソロはメタリックに勇壮さを追う。
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THE THRONE WITHIN (2019;6th) 8 | |
3984-15670-2 |
埃っぽい空気感をまとって突き進むヘヴィ・メタル。ギターとヴォーカルで勇壮メロディを分け合いながら疾駆するストレートなメタル・チューンの魅力が詰まっていて8点。メタル魂をたかぶらせるメロディと勢いが素晴らしく、ややこもったサウンド・プロダクションもむしろ神秘性を増すスパイスになります。ヴォーカルは鼻にかかった中高音域で音階の甘さを逆手に取ったオカルティックな魅力を放ちます。ギターは2本重ねてオーソドックスなメロディ重視のリフに緊迫感を振りかけるソロで楽曲をリードします。ベースは普段は堅実に走りますが聴かせ所では耳に付く動きを入れてきます。ドラムは重さは感じるもののやや膨らんだ表面的なサウンドで堅実にビートを打ち出します。
#1:緩急を付けながら地下臭のするヴォーカル・メロディを垂れ流す。#3:勇壮さを淡々と吐き出す弦楽器隊のリフにヴォーカルも加勢する。#4:緊迫感を持ってリズミカルに走る弦楽器隊が熱いヴォーカルをプッシュする。#5:ヴォーカル・ワークにフックを仕込みながらザリザリに歪んだギターがパワフルに刻み倒す。#6:アグレッシヴにリフを刻みまくるギターの裏でベースも荒れ狂う。#8:ヴォーカル中心にゆったりと叙情性を垂れ流した後に響くギターのメロディがグッとくる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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