website Revolution Saints (2015;1st) Light In the Dark (2017;2nd) Rise (2020;3rd) Eagle Flight (2023;4th) |
Deen Castronovo | Vocal, Drums | 1st 2nd 3rd 4th |
Jack Blades | Vocal, Bass | 1st 2nd 3rd |
Doug Aldrich | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Joel Hoekstra | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Jeff Pilson | Bass | 1st 2nd 3rd 4th |
REVOLUTION SAINTS (2015;1st) B | |
キャッチーなヴォーカルが主導するメロディック・ハード・ロック。コマーシャルな叙情メロディをマルチ・ヴォーカルで繰り出しますが、わりと皆似たような声質なので大きな印象の変化はありません。とは言え曲は良いのでB評価。メインでヴォーカルを取る Deen のパワフルな中高音域は陰陽問わずキャッチーな響きで魅力的です。ギターは弾きまくり傾向のメロディックなソロは順当ですが、バッキングも意外にハードに攻める印象。ベースは明瞭さには欠けるもののボトムをしっかりと厚めに埋めます。ドラムは奥の方に引いていますが隙あらば叩きまくる積極性が光ります。
#2:爽快なヴォーカル・ラインと速弾きギター・ソロが躍動感たっぷりに駆け抜ける。#4:叙情性を込めたヴォーカル・メロディをハードに駆動するギター・ワークが魅力。#5:テクニカルに哀愁を発散するギター・ワークがさすがの猛威をふるう。#8:哀愁のメロディを力強く歌い上げるヴォーカルが光る。#9:コーラスの盛り上がりを主導するヴォーカルの歌いっぷりが強力。#11:ズッシリ重いリズムの刻みもキャッチーに受け流すヴォーカル・メロディが良い。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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LIGHT IN THE DARK (2017;2nd) 8 | |
FR CD 820 |
ヴォーカルを中核としたメロディック・ハード・ロック。産業ロックの爽快感にギターのハードなアプローチが組み合わさって魅惑的な内容に仕上がっていて8点。特にヴォーカルを喰う勢いで魅力的なフレーズをテクニカルに弾きまくるギターが奮っています。ヴォーカルは両者ともよく通る高音域を響かせて陰陽問わずに豊かな情感を発現します。ギターはハードにエッジを効かせて弾きまくりますがヴォーカルの邪魔をしないバランス感はさすが。ベースはブリブリとリフにも絡んで存在感を発揮します。ドラムは派手な動きはしませんがヒットの重さは十分に響かせます。
#1:爽やかヴォーカルを主体にするも弾きまくりギターとよく動くベースが主張を欠かさない。#2:哀愁を滲ませるメロディをヴォーカルとギターが歌い上げる。#4:ヴォーカル主体の哀愁のバラードと思いきや真の主役はローから湧き上がってくるように始まるギター・ソロ。#5:軽快なドライヴ感に哀愁味のあるヴォーカルとギターが映える。#6:コーラスのキャッチーな陽性メロディをストレートに繰り出すヴォーカルが良い。#7:ハードに攻める弦楽器隊をヴォーカルの情感が飾る。#9:ベースが基礎を構築する軽快なリズムに乗せて叙情メロディをキャッチーに歌い上げる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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RISE (2020;3rd) 6 | |
FR CD 1011 |
爽快メロディを放つメロディック・ハード・ロック。ヴォーカルを最前面にプッシュした内容でパフォーマンスも上々ですが似たような展開やメロディが並んでしまう感じもあって6点。ヴォーカルがメインである以上決め所のパターンがどうしても限られてくるのは仕方のない面もありますが。ヴォーカルはクリアーに伸びていくDeenのハイ・トーンを中心にJackのパワフルな渋みを添加していく方針。ギターはソロ楽器としての役割が強く、あまりリフをプッシュしてくる感じではありません。ベースは結構な腰の強いサウンドでボトム化rあ楽曲の骨格を支えます。ドラムは奥に引いた感じで堅実にビートを刻んでいくスタイル。
#1:爽快メロディをブリブリとベースが駆動していく。#3:軽快なギターとピアノが繰り出すポップなメロディが走る。#5:伸びやかに歌い上げられる叙情メロディをギターが飾る。#10:景気よく唸りまくるギターをバックに軽い叙情性を帯びたメロディを放つ。#11:ピアノと渋く枯れたヴォーカルにアコースティック・ギターのソロが加わり郷愁を掻き立てる。
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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Eagle Flight (2023;4th) 7 | |
FR CD 1315 |
爽快叙情メロディを熱く展開するメロディック・ハード・ロック。サウンド的にも産業ロック風の仕上がりになっていることが多く、軽くハスキーな甘い中高音域ヴォーカルのパフォーマンスもあってあまりハードなイメージは受けません。爽快感をヴォーカルと共に担うキーボードの電子音も積極的に前に出てきます。そうは言いながらもギュンギュンと煽ってくるギターのヘヴィな存在感はしっかりとスパイスとして機能し、ベースも太く圧のある低音が利かせてあってむしろヘヴィネスは過多気味な部分もあります。ドラムはシンバルで飾られた重いビートを堅実に打ち込んできます。
#1:ヘヴィな弦楽器隊の駆動力に哀愁をねじ込んでくるヴォーカルとキーボードが強力。#2:叙情性を炸裂させるコーラスでの歌いっぷりが魅力。#5:重苦しい叙情性を注ぎ込んでくる弦楽器隊にしっとりとパワフルなヴォーカルを当てる。#7:爽快キーボードの脇でひそかに弾きまくるギターが良いアクセントになる。#10:軽快に走る爽快メロディにヴォーカルの暑さもよいスパイスになる。
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SONGS
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