website The First Frisson Of the World (2011;1st) The Highest Of Dystopia (2015;2nd) The Eclipse (2017;3rd) |
Emi | Vocal | 1st 2nd 3rd |
Freddy | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Ryuji | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Takumi | Bass | 1st |
Olly | Bass | 1st 2nd 3rd |
Shohei | Drums | 1st 2nd |
Allen | Drums | 1st 2nd 3rd |
Shuntaro | Keyboard | 1st 2nd |
THE FIRST FRISSON OF THE WORLD (2011;1st) B+ | |
女性シンガーを擁するメロディック・デス・メタル.Angela Gossow
を思わせる順当といえば順当なデス・ヴォーカルは結構な吼えっぷりを披露します.電子音のシンフォニックなリフからストリングス系の装飾までキーボードが強力な存在感を持ちます.あまり歪ませないサウンドでメタリックなフレーズを叩き込むギターもキーボードに負けず劣らず魅力的です.ベースは底の方にぼんやりと沈みますがリフを追っかけているのはなんとかわかります.ドラムはプレイヤーでサウンドが若干変わりますが基本的に軽めの硬い音で,若干バス・ドラのスピード感に欠ける気はするものの悪くはないプレイです.
#1:シンフォニックな装飾を施すキーボードとメタリックなギター・リフがキャッチーに走る.#3:アグレッシヴに刻まれるリズムにギターとキーボードのメロディックなフレーズが載る.#5:ファストに刻むリフに併走してリズミカルに駆けるヴォーカルが耳を惹く.#7:叙情をまとってファストに繰り出すギター・ワークが魅力.
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PERSONNEL
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ADDITIONAL
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THE HIGHEST OF DYSTOPIA (2015;2nd) A | |
キーボードが牽引するメロディック・デス・メタル。コンパクトにまとめられた楽曲はフェイド・アウトで唐突に終わる印象もありますが、勇壮メロディの密度の高さが強力にアピールしてきますのでA評価。ヴォーカルは曇ったグロウルを勢い重視で張り上げます。ギターはメタリックな弾きまくりソロが主戦場で、リフも高揚感のあるメロディが魅力。キーボードはキラキラ電子音からオーケストレーションまで忙しく立ち回って叙情性の表現に尽力します。ベースは基本的に埋もれていてあまり存在感を出せません。ドラムはキックを中心に豊富な打数を誇りますが奥に引いたサウンドで攻撃性は若干マイルドに。 #3:スリリングなキーボードとアグレッシヴなドラムでブラックな焦燥感を掻き立てる。#5:シンフォニックな装飾に重ねてピアノとギターが加える悲哀成分が強力。#6:メタリックなギターが先導する勇壮メロディがキャッチーに疾駆する。#8:勇壮メロディにフォーキーな薫りも感じさせながらツイン・ギターが走る。 |
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PERSONNEL
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THE ECLIPSE (2017;3rd) 8 | |
劇的な勇壮メロディを聴かせるメロディック・デス・メタル。メタリックなギターとスケール感のあるオーケストレーションが織り成す勇壮メロディ・ラインが魅力で8点。一方で場面転換が少々唐突に思える曲構成は玉に瑕と感じました。ヴォーカルは曇りがちの咆哮を繰り出しますが、もう一息のパワー感に欠けて演奏に埋もれる印象。ギターはメタリックな勇壮メロディを弾き出してリフでもソロでも耳を惹く良いパフォーマンスを披露。キーボードはメロディの叙情面を大きく増幅させる働きでアルバムの世界観構築の中心的なポジションにいます。ベースはぼやけたサウンドで奥底を這いずっていますが判別性は良くないです。ドラムはパツンと張った高めの速いビート感で駆動力を作る傾向。
#2:オーケストレーションによる劇的な叙情メロディにメタリックなギターがアクセントを加える。#4:キーボードとギターがプッシュする哀愁のメロディをドラムがパワフルに駆動する。#5:リズム・ワークに攻撃性は残しつつギターとキーボードでキャッチーな叙情メロディを繰り出す。#8:明るいメロディを弾き出すギターが終始エネルギッシュに駆け回る。#10:デジタルな透明感を織り交ぜてストーリー感のある哀愁メロディを放つ。
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PERSONNEL
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