website Bloody Empire (2013;1st) Endless Nightmare (2015;2nd) Day Of Salvation (2018;3rd) |
Dougen | Vocal | 1st 2nd 3rd |
Kouta | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Toru | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Akira | Bass | 1st 2nd 3rd |
Juhki | Drums | 1st |
Fumiya | Drums | 1st 2nd 3rd |
BLOODY EMPIRE (2013;1st) B+ | |
クリーンなギターが牽引するメロディック・デス・メタル。勇壮メロディを中核として叙情成分も適度に込めながらアグレッシヴに走る展開が好印象でB+評価。ヴォーカルはトレブルな響きのパワフルなシャウトをブラック・メタルっぽい湿度も加えて放ちます。ツイン・ギターはメロディ重視のリフとソロが非常に魅力的で、特にテクニカルにピロピロとやりながら流麗なメロディを弾き出すギター・ソロが見事です。ベースは音に埋もれがちで存在感は薄め。ドラムは適度な深みと張りを持たせたサウンドで疾走感の土台をしっかりと形作ります。
#2:勇壮なリフから哀愁のソロまでギター・ワークが強力。#3:コーラスでキャッチーな叙情性を撒き散らすギター・リフが耳を惹く。#8:ヘヴィに激走するヴァースからコーラスへ向けてギターが叙情メロディを展開させていく。#9:高揚感を撒き散らしながら展開するギターとヴォーカルのメロディが魅力。#10:ドラムの暴力性の中で泣きのメロディを奏でるツイン・リード・ギターが良い。
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PERSONNEL
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ENDLESS NIGHTMARE (2015;2nd) A | |
クリーンなツイン・ギターが牽引するメロディック・デス・メタル。メタリックな叙情メロディを弾き倒すギターが大きな魅力で、ヴォーカルの攻撃的なパフォーマンスも見事でありA評価。ヴォーカルは高めのピッチのシャウト・スタイルに軽く粗さを付けてアグレッシヴに突き進みます。ギターはクリーンなサウンドで流麗かつメタリックなメロディを魅力的に弾き出します。ベースは深いところで低音の厚みを付けますが細かな判別性はやや難。ドラムは軽快に駆けるキックの土台にパワフルに響くヒットを乗せて楽曲の攻撃性を担います。
#1:メロディックに弾きまくるギターをバックにヴォーカルがキャッチーに吼える。#2:ツイン・ギターが奏でる叙情メロディの裏でベースも追走する。#4:不穏な空気をまとって飛ばしまくるギターをドラムが追い立てる。#8:ブルータルな弦楽器隊の圧力にヴォーカルも厚めにアグレッションを加える。#10:重量感で攻める弦楽器隊をドラムが着実に駆動する。
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PERSONNEL
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DAY OF SALVATION (2018;3rd) 8 | |
OTCD-6333 |
ツイン・ギターが先導するメロディック・デス・メタル。アルバムを通してギターのメロディックなアプローチによる高揚感が保たれていて8点。暴力性よりはメロディに力が入るクラシックなスタイルが良いのです。ヴォーカルは高めのピッチのデス声でメロディをなぞって咆哮を響かせるもやや演奏に埋もれがち。ギターは勇壮と叙情を練り合わせたフレーズを中心にメロディ重視のスタンスで、ソロはテクニカルに弾きまくります。ベースはボトムでモコモコした厚めの土台を作りますがちょっと膨らみ過ぎて音を追えない印象。ドラムは硬く高めに浮いたサウンドで重量感よりは豊富な手業のアタック感で楽曲を走らせます。
#2:勇壮さのなかにフォーキーなスタイルの叙情メロディを組み入れるギター・ワークが強力。#3:ストーリー性のあるギターのメロディで劇的に展開する。#4:キャッチーなスピード感で疾駆するリズム隊に張り合うようにメロディックに弾きまくるギターが良い。#5:跳ねるリズムに乗せたメロディックなギターを中心に展開する。#10:ボトムを埋めるベースがアグレッシヴに走る叙情メロディをヘヴィに支える。#11:ブルータリティを増したギター・リフを投入するもコーラスにはこらえきれずキャッチーなメロディを入れる。
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PERSONNEL
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