website Privilege To Overcome (2013;1st) Deflect the Flow (2015;2nd) Operation Misdirection (2018;3rd) |
Loris Castiglia | Vocal, Guitar | 1st 2nd 3rd |
Andrea Vacchiotti | Guitar | 1st 2nd 3rd |
Roberto Dimasi | Bass | 1st 2nd |
Andrea Lorenti | Bass | 1st 2nd 3rd |
Simone Verre | Drums | 1st 2nd |
Francesco "Frullo" La Rosa | Drums | 1st 2nd 3rd |
PRIVILEGE TO OVERCOME (2013;1st) A | |
突撃スタイルのスラッシュ・メタル.メロディのあるメタリックなギター・リフを中心に緩急をつけながらアグレッシヴに展開する正統派の楽曲が魅力です.躍動感のあるリズムの刻みとキャッチーなメロディを弾き出すギターは速弾きソロも少々粗さはあるものの積極的にトライします.ヴォーカルは軽くデスの入ったダーティーなシャウター・スタイルで勢いがあって良いです.ベースはかなりぼやけてしまっていますがボトムをファットに埋める様子はわかります.ドラムは若干軽いですが疾走感を前面に出してバス・ドラを踏み倒します.
#2:アグレッシヴに疾駆するリズム・ワークが強烈.#3:疾走パートからつなぎのスロー・パートを入れて再び疾走するフォーミュラが良い.#5:キャッチーなドライヴ力を叩き込むギターの刻みが魅力.#8:1分間にパンキッシュなアグレッションを叩き込む.#9:リズミカルに跳ねまわるギター・リフがキャッチー.#13:メタリックな叙情性を匂わせながらドラムを先陣にへヴィに疾走する.
|
|
PERSONNEL
|
⇐HOME ⇑TOP |
DEFLECT THE FLOW (2015;2nd) 8 | |
忙しないギターが爆走するスラッシュ・メタル。パンキッシュな爆発力を炸裂させる演奏陣のボルテージの高さにやられたので8点。こういう破壊力のあるリズム・ワークが好きでスラッシュ聴いてるみたいなところありますから。ヴォーカルはダーティに歪むシャウトを吐き棄てて強力な暴力性を叩きつけます。ギターはメカニカルな動きのリフを畳みかけてきますが、キレの良いブレイクも良い感じにこなします。ベースは普段はボトムに沈みますがところどころに顔を覗かせては金属質のうねりを加えます。ドラムはパワフルなキックを主体に打数豊富なヘヴィネスを叩き込んできます。
#1:破壊力のあるサウンドで突っ走る忙しないギターの刻みにフックを仕込む。#2:キレよく動きまくるギター・リフのドライヴ感にヴォーカルもアグレッシヴに同調する。#4:東洋風メロディを織り込みながらメカニカルに走るリフをドラムが引っ張る。#7:ビンビン響くベースに叙情性を滲ませるメロディを絡めたギター・ワークが良い。#9:ドラムの爆走感を活かしながら歯切れよくメロディックに走り回るギターが良いしベースもブンブンうなる。#10:メタリックなメロディをツイン・ギターで奏でる一方でアグレッションはリズム隊が忘れない。
|
|
PERSONNEL
|
ADDITIONAL
|
⇐HOME ⇑TOP |
OPERATION MISDIRECTION (2018;3rd) 4 | |
CANDLE738455 |
コマーシャルなヴォーカル・ワークを取り込んだクロスオーバー・スラッシュ・メタル。一応ポップ・パンク色が強めですが楽曲の方向性がバラバラすぎて迷走している印象が強いので4点。パフォーマンス自体は良好なのでアルバムの流れにこだわらなければ悪い内容ではないとは思います。ヴォーカルはダーティーな吐き棄て型がメインを張りますが、要所にバック・ヴォーカルの合いの手を積極的に投入してフックを仕込みます。ギターはリズムの刻みよりもメタリックなメロディのリフの方に力が入った印象。ベースは普段は目立ちませんがスポット・ライトが当たるとキャッチーなプレイで耳を惹きます。ドラムは豊富な打数と重いサウンドで一ひねり入れた爆走感を叩きつけます。
#4:メタリックなギター・ワークにベースを絡ませながらキャッチーに走る。#5:メカニカルなリズム・ワークにヴォーカルで軽くフックを作りながらギターを中心に走る。#6:ドラムが暴れる突然のアグレッシヴなロックンロールも好きな感じだが本当に唐突すぎる。#8:緊迫感を従えて疾駆するパートは格好良い。
|
|
PERSONNEL
|
ADDITIONAL
|
⇐HOME ⇑TOP |