website War Without End (2008;1st) Waking Into Nightmares (2009;2nd) Worlds Torn Asunder (2011;3rd) IV: Empires Collapse (2013;4th) Woe To the Vanquished (2017;5th) Weapons Of Tomorrow (2020;6th) |
John Kevill | Vocal | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
John Laux | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Adam Carroll | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Jeff Potts | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th |
Chase Becker | Guitar | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Andy Laux | Bass | 1st 2nd 3rd |
Ben Bennett | Bass | 1st 2nd |
Ben Mottsman | Bass | 1st 2nd 3rd 4th |
Jessie Sanchez | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th |
Chase Bryant | Bass | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
Ryan Bates | Drums | 1st |
Nic Ritter | Drums | 1st 2nd |
Carlos Cruz | Drums | 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th |
WAR WITHOUT END (2008;1st) | |
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PERSONNEL
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WAKING INTO NIGHTMARES (2009;2nd) A | |
メロディを持ったギター・ソロを組込みながら疾走するスラッシュ・メタル。80年代のUSスラッシュを様式としたファストに刻むリフはとにかく良く動くのが非常に好印象です。ヴォーカルは初期の Tom Araya を思わせるハイ・ピッチのアグレッシヴな歌い方が良いです。打数の豊富なドラムがブラストも交えつつ適当に投げ入れてくるフィルもまた魅力の一つ。やみくもに走るだけでなく、楽曲としてのアグレッションを備えた高品質のスラッシュ・メタル・アルバムです。
緩急をつけたギター・ワークが魅力の#1。積極的に動くメカニカルなギター・リフが良い#2。いかにも80年代スラッシュな煽情力のあるギター・ワークが強力な#4。ドライヴ感のあるリフに所々オカズを組み込んで進行する#6。リズミカルに跳ねるリフが不穏な叙情性を加えながらファストに展開していく#9はギター・ソロのメロディが良いです。
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WORLDS TORN ASUNDER (2011;3rd) B+ | |
メタリックなギター・リフで緩急をつけつつ爆走するスラッシュ・メタル。深みがなく角の取れたサウンドという攻撃性の面で分の悪いハンディを背負いながらリフを刻んでいくギターは速さに過度に依存しないメタリックなフレーズを投下します。ダーティなシャウトを吐き捨てるヴォーカルがアグレッションの面はしっかりと補います。ベースは時折浮上してリフに絡んでいきますが基本的に陽が当たりません。ドラムもメリハリをつけてアグレッシヴに爆走しますがサウンドが残念。
#1:リズミカルに刻むギター・リフとドラムの疾走感が魅力。#3:キャッチーにうねるリフ・ワークが駆け抜ける。#4:ダークな哀愁を淡々と発現するギター・ワークが強力。#7:ダークなリフを刻むギターを土台にして緩急つけながらテンション高く爆走する。
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IV: EMPIRES COLLAPSE (2013;4th) A | |
暗黒臭のするギター・ワークで疾駆するスラッシュ・メタル。コマーシャルな方向に色気も見せつつ、クリーンなトーンでブラック・メタル的な美旋律を掻き鳴らすギターを中心に疾駆します。ヴォーカルはボルテージの高い絶叫でダーティーなアグレッションを叩きつけます。ベースは Steve Harris のようなプレイを好むようで、前に出てくるときはそのような感じのスタイルです。ドラムは奥に引っ込んだサウンドが残念ですが攻撃的なプレイは良いです。
#1:ブラック・メタル的な美旋律のギターを携えて疾駆する。#2:焦燥感を添加したメタリックなギター・リフがベース・ラインに乗ってリズミカルに走る。#4:勇壮さを感じさせるメロディに緩急をつけて走り抜ける。#6:破壊的な勢いのドラムにアグレッシヴなヴォーカルとギターが挑みかかる。#8:メタリックな勇壮メロディで疾駆するギターの裏でベースも動き回る。#11:メカニカルに走るギターに並走するベースが良い。
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WOE TO THE VANQUISHED (2017;5th) 8 | |
メカニカルなギターが先導するスラッシュ・メタル。速い曲でのヴォーカルとギターの攻撃性は申し分なく、テンポを落としてもメタリックなメロディが充実していて中だるみがなく8点。ヴォーカルは上ずり気味のダーティな歪み方で攻撃性を増すハイ・ボルテージのシャウトを飛ばします。ギターは刻みはファストにメロディは丁寧にメタリックな魅力を発揮します。ベースは全体的にギターの陰に隠れる形でサポート的なスタンスになります。ドラムはサウンドにやや丸みを帯びる感がありますがキックを中心に芯のある爆走感を供給。
#1:メカニカルなリフ・ワークに暴力的なヴォーカルを突き合わせてリズムを弄りつつ疾駆する。#2:場面展開を入れながらヘヴィなメロディを叩き込む。#3:ヴォーカル・ワークにフックを仕込むがメタリックなギターのメロディも効いている。#4:くるくるとよく動く弦楽器隊のリズム・ワークに負けじとドラムも結構な勢いで叩き散らす。#5:ギターがメロディ重視のソロも良いがリズムの刻みもやたら格好良い。#7:叙情性を潜ませたメタリックなギターにヴォーカルのスクリームが突っ込む。
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WEAPONS OF TOMORROW (2020;6th) 7 | |
NPR 894 JC |
アグレッシヴにヴォーカルが吼えるスラッシュ・メタル。攻撃性の合間に枯れた哀愁も匂わせる緩急の利いた内容ですがテンポを抑えた曲が少々ぬるいので7点。楽曲の幅が広がっただけで勢いを失っているわけではないので好みの問題もあるかと思いますが。ヴォーカルはダーティに歪むパワフルな咆哮で情念を叩きつけます。ギターは意外にメロディ重視な姿勢が垣間見え、スピード抑えめな叙情性にも力を入れる印象。ベースは奥の方にぼんやりと存在して低音域を埋めてたまに動きを入れてきます。ドラムはクリアにしすぎないサウンドで硬いスネア中心のパワフルな駆動力を叩き込みます。
#1:メロディックな弾きまくりソロを絡めつつ軽快に刻まれるリズムで疾走する。#2:メカニカルな緊迫感を弾き出すギター・リフも良いしメロディックなギター・ソロも良い。#5:メカニカルに刻み倒す弦楽器隊にヴォーカルもボルテージが上がっていく爆走感が強烈。#6:ベースとヴォーカルが生み出す三拍子のヘヴィな空気感にギターの不穏なメロディが響く。#8:淡々と刻み倒すリズムにひそかに不穏なメロディを絡めていく弦楽器隊が耳を惹く。#9:劇的な展開を彩るギターが奮闘する足元はリズム隊が支える。#10:キャッチーな高揚感を生むギター・ワークが軽快に駆け抜ける。
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ADDITIONAL |
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